第十三話 ページ16
禰豆子が蹴り飛ばし顔だけになった鬼が、突然目を見開き怒ったような顔をした。
鬼「てめぇ!!やっぱ片方の奴ら鬼なのかよ!!!なんで鬼と人間がつるんでるんだッ!!」
貴方「いやあんた喋れるのかよ!!!」
気持ち悪いな、と思いながらも倒れていた身体を起こし、この場を離れようとしたその時。
鬼の身体が素早く禰豆子に向かって回し蹴りをした。
……が、それは禰豆子に当たることはなかった。
炭治「グッ!!……ッ!!」
鬼「ックソ!!」
炭治郎が禰豆子の前に立ち、同じように回し蹴りをして防御したのだ。
貴方「汚い身体で、炭治郎達に触れるなよ」
炭治郎に気を取られていた身体だけの鬼に、Aは軽く飛び、空中から下に向かって足をおもいッきり振り下ろした。
その衝撃で地面に叩きつけられたと同時に、顔だけの鬼は気絶した。
貴方「……ッと」
一回転して体制を整えてから、地面に着地する。
そして地面に気絶している顔だけになった鬼を見下ろしながら、Aは懐から小型のナイフを出した。
____鬼は、沢山いるのだろうか。
貴方「(……此奴は、家族を殺した奴じゃない。家に残ってた気配と、違う……。
……此奴、起きたらまた誰かを襲うかもしれないし……殺した方が、いいんだよな……)」
____トドメを刺そうとする手が震える。
峰打ちとかなら何度もした事がある。でも誰かを殺したことなんてない。
……そもそも鬼はこんな小さな刃物で死ぬのだろうか。
貴方「……ッ」
炭治「……」
禰豆「……」
禰豆子と炭治郎は、そばに居る。
二人を人間に戻すんだろう。こんなんじゃ駄目だろう。
_____そう思った瞬間、突然右肩に男性のような大きな手を置かれた。
貴方「ハ……ッ!」
驚いて振り向くとそこには、天狗のお面を付けた老人の様な人が立っていた。
「そんな物でトドメは刺せん」
足音も、気配させえもしなかったその老人。
炭治郎が何もしないから、悪い人ではないだろう。
そしてこの人は多分、義勇さんの言っていた……
________"鱗滝左近次"さんだ。
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もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね!私逆ハー大好物なので嬉しいです!鬼滅の刃のキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってくださいね! (2023年4月14日 21時) (レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
アツナ(プロフ) - ひゃくまるさん» 許可もらった!!嬉しいです!!ありがとうございます!頑張ります!!(`・ω・´) (2019年8月25日 10時) (レス) id: 42ca496839 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃくまる(プロフ) - ありがとうございます!ぜひぜひ、使って下さい!もうすぐ続編なんですね、楽しみです(* ̄∇ ̄*) (2019年8月25日 9時) (レス) id: 057beedb8c (このIDを非表示/違反報告)
アツナ(プロフ) - 上手すぎて目眩がッ!!ありがとです!(興奮)もうすぐ続編なので、使わせてくださいッ! (2019年8月25日 2時) (レス) id: 42ca496839 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃくまる(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/2/9/d/29de397f5bb1d59cf9a14e1c54b4764a.pngできましたので貼っときます!作者さんイラスト上手いので気に入るかわかりませんが(^-^; (2019年8月24日 18時) (レス) id: 057beedb8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキ | 作成日時:2019年8月13日 3時