4、おにのおと ページ5
隣でもぐもぐとみたらし団子を頬張る鬼のAちゃん。
貴方「ん〜!!おいしぃい……」
善逸「(あ〜、可愛いなぁあぁ〜……)」
みたらし団子を食べている時のAちゃんは、正直めちゃめちゃ可愛い(真顔)
ほんとに可愛い、びっくりするぐらいかわいい(真顔)
元々顔が整ってるし、普段から可愛いとは思ってるけどさ……やっぱりこの時のAちゃんが今のところ1番可愛く見える。
貴方「……なに?」
善逸「んふふっ……べっつにー?」
ニコニコしながら、そんな可愛いAちゃんのことを見ていると、彼女は気味が悪そうな顔で俺を流し目で見てきた。
もうこの際気にしないよ俺は??
貴方「善逸、今日は任務ないのかな」
善逸「うーん、チュン太郎からはなにもない……け、ど……」
……この時、一瞬だけ、聞きたくもない音が聞こえてきた。
Aちゃんとは違う、別の鬼の音。
善逸「ア゙━━━━ッ!!!!(汚い高音)
いるぅうううっ!!!こっこっこっ!!!い゙るぁあああ゙!!」
貴方「……あー、ハイハイわかったわかった、いるんだね近くに。だからほら、落ち着いて〜善逸」
善逸「いやなんでAちゃんそんな落ち着いてんの!?」
叫ぶ俺の背中を撫でながら冷静に話すAちゃん。
因みに俺、本当は"鬼が近くにいる"と叫びたかったが、通りすがりの人達が混乱しないために抑えました。
いやぁぁあ、俺って結構成長してるよねぇえ(自画自賛)
貴方「兎に角、村の人達に被害が出ないようにしないと……はい、善逸立って、走るよ」
善逸「え゙……俺ほんとに死んじゃう」
いやほんと冗談抜きで死ぬって。
……なんて思いながらも、渋々と立ち上がり、鬼の方へと走るAちゃんについて行った。
……てか俺ら団子食っといてお金払ってなくね??
____......後で払わないとなぁ(諦めた顔)
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作者名:ユキ | 作成日時:2019年8月1日 23時