compagno (ページ4)

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「説明します。」

チェルベッロが前に出て、俺と子供２人の前に立つ。

チェル「あなたにはこの大量のモンスターと戦いつつ、相手の佐久間様と昨夜様からハーフボンゴレリングを奪って下さい。」

「わ、分かった。」

簡単に返事はしたものの、正直めんどくさい対戦相手だ。

初めてみる化け物達、ざっと200人くらいいる。

「でも、勝たなきゃ。」

此処でやられたら、敵討ちなんて到底無理だ。

チェル「では、戦闘開始します」

昨「行っちゃえ～モンスター！！」

「ぐぅぁぁぁっっ！！！」

チェルベッロの合図と共に、子供が化け物に命令する。

俺もとっさに死ぬ気丸を飲み、空中に移動した。

綱「え！？」

リボ「！！......あいつ、ツナと同じ戦い方なのか？」

......忘れてた、何も考えずに死ぬ気になってしまったが、まぁなったからには────

「仕方が────っない！」

下にいる化け物に向かって思いっきり蹴る。

回し蹴り、飛び蹴りで周りを巻き込む攻撃をしては、また空中に行く。

流石に多いな。

すると突然、右目がゲージ画面に切り替わる。

───そうか。

「俺には、こいつがあった。」

綱「こいつ......?」

山「あいつ、目の色が変わったぜ」

獄「あぁ。」

「─────オペレーションＸ。」

ｼﾞｼﾞｯ──ｼﾞｯ

『了解しました

───────ボス。』

「「「ボスっ？？！！」」」

良かった、スパナのコンタクトはまだ生きてるな。

皆の驚いた声を無視し、攻撃態勢をとる。

『ターゲット、ロック。』

下にいるモンスターに向かって、右手を向ける。

『大空と嵐の合成が出来ます、このまま打ちますか？』

「このままでいい。」

『────了解しました。』

ゲージが溜まっていくにつれ、右手と左手から溢れる大空の炎。

綱「あの人夜なんじゃないの？！？！」

リボ「黙って見てろ。」

ザン「......。」

『ピ─────』

ゲージが溜まった合図と共に─────

「X BURNER!!!!────」

────────放つ。