相談事 ページ5
時間があったから楽屋でみんな伸び伸びとすごしていて、どうでもいい話の中でふと口を開いた。
「なぁ、流星はどういう言動にキュンとする？」
流「えぇ、急に何？」
「いや、別に、気になって」
流「好きな人でもできたんかと思ったわ。」
「いや、ちゃうねん、ただ尊敬して欲しいというか、」
流「めっちゃ図星の反応ですやん！」
「いや相手男やし、」
流「え、相手は？」
「…綿谷」
流「は？」
何言ってんのこいつ、と冷たい目で見られる。
流「あんさん、わたちゃんがこれ以上大ちゃんのこと好きになったら死んでしまうわ」
大「綿谷ってそんなに俺のこと好きなんw」
流「…いや、分からんな。わたちゃん意外とドライなとこあるし。」
大「え、そうか？」
流「あんさんもまだまだでんな〜。」
ニヤリと笑って両手をスリスリと撫で合わせてわざとらしい声を出す。可愛い可愛い流星が今だけは憎らしい。
流「俺的には〜2人きりの時間を作って、2人きりやねって特別感出した方がいいと思うで？今のままなら確実に飽きられるからな。」
大「飽きられるって、」
流「当たり前やん。大ちゃんが攻めんかったら、この関係変わるわけなくない？わたちゃんは全力で大ちゃんのこと好き好きしてんねんから！！大ちゃんが押せ押せしないと！」
その後も流星はとにかく押せ押せ！特別感を出せ！とうるさく騒ぎ立てるものだから結局収録が始まる時間までなにわ男子大会議が行われてしまった。
丈「今度のあけおめでドキドキ！デート大作戦じゃい！！」
「「「おー！！！」」」
なにわ男子って、こういう時の団結力は最高に強い。
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作者名：れもん | 作成日時：2023年8月22日 2時
