〜北山と藤ヶ谷〜 ページ19
時は遡ることクリスマスの飲み会の時
散ったあと俺と藤ヶ谷は俺の家で宅のみしよってなってそれで喋りながら酒も飲んで比較的酒に強い俺も酔いが回ってきた頃藤ヶ谷は酔い潰れた
北｢こんな所で寝たらダメだ〜藤ヶ谷ぁ〜｣
呂律があまり回らない口で起こしてみても全く起きない
北｢ふーじーがーやー？｣
くっそこいつ起きねぇし起きる気配もない
北｢ふじ｣
藤｢うっせぇな｣
北｢え、え、藤ヶ谷どうしたんだよ｣
急に立ち上がった藤ヶ谷はなんかに取り憑かれたよう
なになになになになになに！さっきまで寝てたのに俺の方にいきなり来て怖い怖い怖い！
北｢え、ちょっ藤ヶ谷!!｣
俺の方にきたと思えばいきなり俺のことをソファーに押し倒し俺の手首を押さえつける
え？え？え？
俺襲われるの？嫌だ嫌だ嫌だ！まだ彼女もまともにできたことないのに酔っ払いの同級生が初めてとかやだ！
藤｢...裕太｣
北｢は？｣
藤｢裕太裕太裕太｣
あれ、もしかして俺のことたまに見えてんのか？
それなら尚更やばい
北｢ちょっと！藤ヶ谷！俺！北山だよ！北山宏光！｣
藤｢...え？北山？｣
北｢そう！北山！｣
ぶっね！藤ヶ谷が気がついた時には俺の首筋にキスする寸前
藤｢あぁそっか
ごめん北山俺てっきり…その...｣
北｢大丈夫だって！な！誰にだって間違えはあるしそれに...って｣
俺がせっかくフォローしてやろうと思ったのに
全くこの男は寝やがって
北｢あ〜もう
酔いが覚めちゃったよ〜｣
てか、まだ引きづってたのか玉のこと
もう忘れてると思ったのにな
北｢大変だなお前も｣
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作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年3月5日 0時
