宮田の後悔 ページ15
久しぶりに宮田から電話が来た
いつもなら電話してもいいかアポ取ってから電話してくるけど今回は急にきた
宮｢もしもし？きたみつ？玉さ今きたみつのところにいない？｣
電話越しでも分かる
焦ってる宮田
北｢え、いないけど...どうした？｣
宮｢そっか
いないならいいやじゃあね｣
そう言ってすぐ切ろうとした宮田を引き止める
北｢え、いやっちょっとまってどうしたの｣
宮｢た、玉がいなくなっちゃった…｣
焦ってる声から泣き声に変わった
宮｢どうしようきたみつっ俺のせいだ｣
手で涙を拭う宮田の姿が目に浮かぶ
北｢大丈夫だから宮田、な？
俺これから心当たりがある場所片っ端から行くから
宮田は色んなところに連絡入れて｣
宮｢え、でももう外真っ暗だし明日も仕事でしょ？
俺一人で探すから｣
北｢知ったからには探すし力になるから｣
高校時代から知ってる奴だしすぐ見つかる
宮｢...ありがとうッ、きたみつｯ｣
北｢困った時はお互い様だろ笑｣
その言葉を残し俺は電話を切った
玉は人見知りだしな
大学の友達とかいるならそこは横尾さん頼りで
まずいるとしたらにかとか千賀の家だよな
実家はたしか遠いって言ってたし
行くって言ってもまず聞いてみないとな
2人にLINEしてみたけどいないと
横尾さんにもあたってみたけどいないし大学の友達に聞いてもらったけど知らないって...
二力もだめ千賀もだめ横尾さんも
あと心当たりがある人は
北｢藤ヶ谷か...｣
この間の飲み会から少しだけあってそれ以来会ってないけどな〜
ダメ元でLINEしてみる
既読はすぐについて返信も来た
太輔＞＞いるよ
北｢え？！｣
まさか…あいつ
危険を感じ車に飛び乗る
酒飲んでないといいな
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作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年3月5日 0時
