檻の中の俺 ページ7
裕太Side
そうか。そうだガヤだ
最後まで俺のことを諦めないでくれた人
なんでこんな大切な人のこと忘れちゃったんだろ俺
そんなことを考えてる合間にこの時間が来た
「おい、行くぞ」
チッ
名前があるんだから名前で呼べよ
俺もこの時間が何か知らないけど
明らかに良くない時間だ
いちいち遠いところまで移動するし
鎖痛いし周りのフード達怖いし
何にもいいことない
その癖着いたら睡眠薬で強制的に眠らせられる
本当迷惑
コロすなら一思いにやってくれた方が
覚悟できるよ
カシャッカシャン
「さっさと歩け!」
玉「ッッつ」
手首に繋がれてる鎖を引っ張られて痛い
牢屋では足で外では手ですか...。
どっちかにしろよ!
そんなくだらないことを考えてるうちに施設につく
中に入ったら必ず看護師みたいな奴らが来て
俺に無理やり何かを飲ます
それからぼーっとして気づいたら夢の中
藤「玉!たま!」
ほらいつもと同じあの時の夢
ガヤが俺の名前を叫んでて俺を助けようとするのを
周りが止める
いつも悪夢
あの時からいつぐらい経ったけ?
ははっもう入りすぎて今がいつかもわからないや
早く出てまたアイツらと歌いたいな
え?アイツらって?
誰?
おいおい嘘だろ笑やめろよ
さっきあいつのこと思い出したばっかじゃん
あいつって?
あいつって誰だっけ?
あれ歌ってなに?
俺の大切なもの...
なんだ!なんでだ!
なんで...なんで思い出せないの
大切なもの...
大切...
俺の生きが.......
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作者名:ふらわぁ | 作成日時:2017年12月7日 0時