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女1「はぁ、こいつ口ないの?」
女2「ほんと頭くるね、どうする?」
私は悔しかった。でも言い返したいけど怖すぎて声がでない。
女1「あらぁ、こーんなところにハサミが!」
そう言って女1は私のバッグに付いていた、猫のキーホルダーを………。
女2「あれぇ、どしたのー!そのキーホルダー!光くんとお揃いとかないよね!?」
この人たちは私たちがお揃いにしていることを知っていて、切ったのだ。
もうどうしょうもなくて泣くことしかできなかった。
初めてお揃いにした。今は切られて落ちたキーホルダー。
私は涙を流しながらも拾った。
女1「ほんとさなんなの?もういいわ。さっさと別れてよね。」
女2「じゃあね。弱虫彼女さん。アハハハハ」
歩き出した5.6人の女子たち。
そう思ったら一人の足が止まった。
女1「このこと、光くんに言うんじゃねぇぞ?わかったか?返事わ?」
すんごく怖い声で睨まれた。
A「…………………」
もちろん、返事なんてしたくなくて。
女1「こいつなんなの!!」
パッと相手の手が上がった。
ぶ、ぶたれる………私はギュッと目を瞑った。
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作者名:りんごちゃん | 作成日時:2017年3月17日 13時