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Twenty 突然 ページ21

「―……じゃあ、捨てずに全部食べるんだよ♠」

『あんなの無くたってもうこれ以上痩せられないよ』

「そんな事言って……♧
君は自分の魅力に気づいていないじゃないか♠」



もう夜遅くになって、ヒソカが家を出る。

晴れて私たちは付き合ったみたいなんだけど……。
そのあと、特に変わりようも無く時間は過ぎた。



『魅力って……私の魅力なんかに気付いてくれてるのはヒソカだけだよ』

「あぁ……それじゃ気が楽だ◆」



安心そうな顔を見て、思わずにやける。
こんな格好良い奴が……私の彼氏なんだ。



『じゃあね、気を付けて』

「Aこそ、お腹出して寝ないようにね♠」

『余計なお世話だ』



ヒソカは、この後仕事があるみたいで。
聞けば、「秘密♡」って言われた。


むかっと来たので一発かましておいた。



「それじゃあ……また明日◆」

『……!』



また、明日も会える。

大きな手で頭をぽんとされて、顔を上げれば糸のような目。

あぁ…私、あの目に弱いんだよなぁ。





『う、ん……』



カーテンから漏れる光で目覚める。

ゾルディック家、今日も平和です。



「よっ、A! 今起きたのか?」

『おはよ……ご飯は……?』

「もう出来るって、行こうぜ!」



のっそりとベッドから起き上がれば、絶妙なタイミングで入ってきたキルア。

そういえば、ほかほかと美味しそうな匂いがしてきた。
キルアを連れてダイニングへ向かった。



『おはよ……』

「おはよう、Aちゃん
ささっ、座って」

「おはようA。よく眠れたか?」

『うん。おかげさまで』



二人の挨拶に返して、イルミの横に座る。
そして、私の前にキルアが。



『おはよイルミ』

「ん」



私が起きてきて一瞬賑やかになった食卓は
私がお箸を持ったのと同時にまた食器の音だけになった。



「……そういやさ、A」

『……ん?』



いつも喋らないイルミが、珍しくつぶやく。
ご飯を飲み込んだイルミ。こっちを向く。



「ヒソカと付き合ったんだって?」

『ブッッッ』

「……は?」

「ヒソカ、とな…」

「何ですってぇぇぇ!!?」



どこから手に入れたのか、その情報を家族の前で平気でバラしやがったこのロン毛。

くそ、許さん……おかず吹き出したわ。


シルバさん、キラキラした目で見ないで。

twentyone かわいい、弟→←Nineteen こくはく、リターン



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おそらまめ@個人経営(プロフ) - れおなさん» うわあああ素敵なコメントを頂いて僕も嬉しい限りです…!また機会があればヒソカの新作作りたいと思ってるのでその時も是非お願いしますね! (2017年12月14日 6時) (レス) id: 0b0bec3b96 (このIDを非表示/違反報告)
れおな - 素晴らしいヒソカをありがとうございますほんとにもうわたしの好み理想どストライクなヒソカでしたおかげで明日も生きていけます本当にこんな素敵な作品を生み出してくださってありがとうございますうぅう(落ち着け) (2017年12月12日 19時) (レス) id: 3fff1d4b8d (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ@大学生(プロフ) - みさん» もう最後はめちゃくちゃ詰め込みましたけれども…! 最後までお読みいただきありがとうございました!! (2016年11月6日 23時) (レス) id: b11d7f77c2 (このIDを非表示/違反報告)
- なんだかんだ幸せな感じで終わってて面白かった! (2016年10月17日 10時) (レス) id: 05c76846ea (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ@大学生(プロフ) - hshshshsさん» わぁ…! 何て嬉しい褒め言葉でしょうか…。ありがとうございます、更新頑張ります! (2016年8月24日 7時) (レス) id: b11d7f77c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おそらまめ | 作成日時:2016年2月1日 0時

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