信頼 ページ8
「おい、行くぞ。テメェらも早よ荷物持って来い」
「え…」
「これでわーっただろ。俺がいなきゃテメェら全員あの屋敷ごと粉々だ」
「爆豪くん言い方！」
「あ？優しいだろうが」
優しくはないのよ。
まあ、爆豪くんにしたら優しい…のかな？
でも皆それが図星だったみたいで。
「荷物、持って来ます」
「避難所生活か…まぁ、今日みたいなことが起きないだけマシだよな」
「死ぬかと思った」
ぞろぞろと荷物を取りに行った。
そしてその騒ぎを見ていた避難しないを選んだ街の人たちも荷物を持って私たちの元へ来た。
「ごめんなさい、こんな事になってるなんて思ってなくて」
「さっきは避難しないって言ったけど…してもいいですか？」
とたくさんの人が集まった。
そういうもの。
一度危険な思いをしたのとしてないのとでは危機感が違う。
不謹慎だけどダツゴクが来てよかったのかも。
結果、捕らえられたし大きな怪我人も出なかった。
「警察が来たから引き渡してくる。
お前らは先に帰っててくれ」
「分かった、よろしくね」
焦凍くんはダツゴクの引き渡し、私と爆豪くんは避難民を連れて先に雄英に帰ることになった。
「私が連れて行くから爆豪くん上から見張ってて」
「指図すんな」
って言いながらちゃんと見張ってた。
結構な人数とそこまで遠くない道だったので歩いて移動。
「ここが雄英です、居住スペースまでは…」
「ゴ案内シヨウ」
「エクトプラズム先生」
「ゴ苦労ダッタ。後ハ任セテクレ」
「お願いします」
先生にお任せして爆豪くんと見送った。
「焦凍くんちゃんと帰って来れるかな…」
「…は？なんで名前で呼んでンだよ」
「焦凍くん？最近だけど」
「名字でいいだろ、変えろ」
「なんで爆豪くんに決定権があるの…あ！もしかして嫉妬かあ、そっかそっか可愛いねえ」
なんて揶揄うように言えば耳まで赤くなった爆豪くん。
「ちげえわ！！しね！！」
「勝己くん可愛いねえ」
「…ざけんな、俺ぁ帰る！」
あれ？照れてる。
ズカズカと歩いて行く後ろ姿を見てやっぱ可愛いなと思った。
彼、モテないらしいですからね。
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
