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Epilogue 2 ページ4

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「どうかしましたか?」そう私が尋ねると同時に彼が言葉を発する。人の話はちゃんと聞きましょう。



「お前が今川Aか?」

「そうですねェ」

いきなり人の名前を叫んでどうしたんだ、中原幹部。そう思いながらも死体を見つめる。あ、死体と目合った。今日不幸かな。そうぼーっと思う私を彼が指差し、言う。

そうして彼が発した言葉は衝撃で。それはもう、ヘリコプターが頭上に着陸したくらいの驚きだ。


「首領が、手前の事呼ンでるぞ」

「はい…?」

ぼす…ボス……首領?何故に首領が…?そう思い、首を(かし)げる。本当に不思議でしか無いのだ。首領が一介の下級構成員を態々呼びつけるか?


答えは否だ。態々普通の(・・・)構成員を呼ぶとは考えにくい。なら、私が普通の構成員ではないのなら呼び出す可能性は高い。若しや、私の異能力に気がついたか。そう思い、途端に顔を埋める。


だが、行かないと言う選択肢は通用しない。私はしょうがなく彼の後をついて行く。

薄暗い倉庫の中、二人分の靴音が木霊(こだま)した。




そして今現在私の目の前にはポートマフィア本部のビルが。今日風強いな。そして入り口付近には黒服達がうじゃうじゃ蟻の様に居る。

これが人が塵の様だって事か。







「ほら、早く歩け。行くぞ」








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( ・´ー・`)どやw(プロフ) - うらミさん» うらミさんこんにちは〜!!コメントありがとうございます!!😉すごいニヤニヤしながら見てくださってるんですか…?!すごい嬉しいです!!(笑)応援ありがとうございます!!🙏🏻うらミさんのお陰でモチベがすごい上がりました…!!! (12月17日 13時) (レス) id: 4e2cb1d965 (このIDを非表示/違反報告)
うらミ(プロフ) - どやさんこんにちは!!!🙌🙌すごいニヤニヤしながら見させてもらってます!!笑これからも密かながらに応援させていただきます!!🫶🫶 (12月17日 13時) (レス) id: 9b5c083bb3 (このIDを非表示/違反報告)
( ・´ー・`)どやw(プロフ) - 莉音さん» コメントありがとうございます!!文ストをあまり見ていなくても分かる。とは初めて言われたのでとても嬉しいです!!!楽しんで見てやってください!!そうすれば全私が喜びます!!(笑)更新頻度は落ちてきていますがこれから頑張ります!ありがとうございます!!! (7月15日 20時) (レス) id: 4e2cb1d965 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさんの小説の中での初コメ失礼します!!文ストあんまり見たことないんですけど、楽しんで見れそうです!!これから頑張ってください。 (7月15日 19時) (レス) @page18 id: 7c59c05b7d (このIDを非表示/違反報告)
( ・´ー・`)どやw(プロフ) - 麗葉さん» コメントありがとうございます!!そこに気づくとは……!!!呼び方については多分いつか触れるでしょう、多分。多分!!!!(笑)これからも頑張ります!更新頻度は落ちてきていますが書き進めたいと思っておりますので何卒……!!! (6月17日 14時) (レス) id: 4e2cb1d965 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:( ・´ー・`)どやw | 作者ホームページ:https://  
作成日時:2023年4月22日 14時

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