兄の溺愛っぷりが異常な件__3

ちょっとやらせて ページ9

「ただいま、A」

『…！おかえり、お兄ちゃん、早く手洗ってきて、それでこっちきて』

「え…？あ、ああ…うん？」

……


「フフッ、いきなりどうしたんだい？髪型をアレンジしたい、だなんて」

『雑誌読んでたらやりたいなーって』
　
兄の髪型をいじりながら似合いそうな髪型を頭の中で作る


「それにしても、中学生の頃以来だねぇ。Aがこんな風に、お兄ちゃんの髪をいじるのは」

『そうだね』


兄の髪の毛をアイロンがけながら、昔の話をする

瑞希と出会った頃の話、受験のときの話とか、いろいろ


『お兄ちゃんが卒業した後も、瑞希と二人で屋上に行ってたんだ』

「Aがいてくれたなら、瑞希もきっと、寂しくなかっただろうね」

『そうだといいけど…』


そんなことを話しているうちに、イメージ通り髪型ができてきた。


『はい、できた。鏡見てみて』

兄に鏡を渡して反応を伺う


「おや…これはすごいね……」

『へへ、でしょ』
まあ、アイロンかけて結んだだけだけど……


「うん、すごく嬉しいよ、ありがとう、A」

『わかったから、抱きつくのはやめて』

兄は少し考えると、こう言ってきた


「今度はお兄ちゃんがAの髪をやってあげるよ」

『いいの？』

「フフ、もちろん。」

兄はやけに慣れた手つきで私の髪にアイロンをかける

そして優しい手つきで髪を結び、鏡で私の姿を見せてきた

…はやいな……

「はい、できたよ」

鏡に映るのは、兄とお揃いの髪型をした自分

『お兄ちゃんとお揃いだ…！かわいい！』

「うん、世界一かわいいよ」

『いや、それはない』


私ははしゃぎながら兄にありがとう、と伝える

すると兄は私に抱きつき、頭を撫でてきた

「かわいいねぇ…そうだ、これからどこか一緒に出かけようか」

『うん…！服もお揃いにしたい』

「フフフ…もちろんだよ。(はしゃいでいるA、すごくかわいい…)

………………………

衝動がきをしたのでよくわかんない内容になってしまいました。

ちなみに、髪型はZOZOTOWNコラボで類がしていた髪型です。兄妹でおそろっち。

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