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レン「…俺に何を…」
夜更けの空のように深い青色の瞳は、5人の姿を映し出す。起き上がり、攻撃を仕掛けようとするも、即座にモルは冷たい金属の拘束具でレンの動きをリモートで封じ込めた。
レン「…っ…離せ!!」
モル「動くんじゃねえよ、RM-��16。」
ジェイド「お前には、帝都の未来を変える手伝いをしてもらいたい。」
レン「帝都?ここは、スノーポリスではない…お前らの本当の狙いは何なんだ…?」
ジェイド「世界を支配すること。スノーポリスのシルキースノーは高エネルギーの成分を含んだ上質な雪だ。その雪で作る兵器は、強大な破壊力を持つだろう…」
ライ「兵器を持てば、俺達ジャスパーは帝都…いや、世界の頂点に君臨する。」
レン「…こんな事して、面白いか…?」
モル「ばーか。面白いからやってんだよ。」
マオ「このアンドロイド、さっさと黙らせようよ。マジでうるさい。」
ジェイド「モル、作業に取り掛かれ。」
モル「承知しました。ふっ…」
パソコンのキーボードを叩く音は軽快だ。機嫌が良い様子で、薄気味悪い笑顔を見せながら画面に向かう。
モル「大人しくしろ、プログラムの構築を始める。」
ジンガ「これが宿命なんだよ。」
レン「嫌だ!もう苦しい思いはしたくない…」
もがくレンなどお構いなしに、モルのキーボードを打つ音が地下室に響き渡る。
レン「…っ…!!」
プログラミングした情報が止め処なくケーブルを伝い、レンの基盤の中に書きこまれていく。
マオ「もう戻れないんだよ。光には。」
レン「っく……うああああ…!!」
ニール「さあ、おいで…新時代はすぐそこだ…」
新たなプログラムに侵されるレンは眉間にしわを寄せ、身をよじり声を荒げながら抵抗する。瞳からは血涙が流れ落ち、痛みと苦しみがひしひしと伝わってきた。
1週間後
雪氷発電所 カフェネージュ 12時
タツヤ「最近物騒過ぎね?」
ショウタ「何が。」
タツヤ「夜に、突然大量出血する怪奇現象だよ。昨日は広報部の職員、その前は所長の秘書が病院に運ばれたの知ってるだろ?」
リョウヘイ「うん、聞いたよ。ビックリした。」
タツヤ「注意喚起がされてるけど、突然起こるから気をつけようがないよなあ…」
ヒカル「…怪奇現象…」
リョウヘイ「その原因は謎のまま…」
タツヤ「出血した人達には決まって深い切り傷がついてる。でも、相手がいない…もしかして、悪霊の呪いだったりして。」
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snow(プロフ) - アドクさん» 楽しみです！外伝も制作しているのでお楽しみに！ (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» コメントありがとうございます。やっぱりこういうのは、お約束だと思うので！最終章に向かって走ります！ (2021年2月17日 21時) (レス) id: 818245d669 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - なんだかすごい展開になりましたね！続きが楽しみです！ (2021年2月16日 15時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アドク | 作成日時：2021年2月16日 10時
