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ギンセツホワイト「うおおおお…凄いスピード…!!」
ギンセツオレンジ「こんなスピードで動かすん?大丈夫なん?!…ってか…ブラックどうしてそんな涼しい顔してられんねん!」
ギンセツブラック「エオノスの小型ジェットの方がもっと速い。」
表情一つ変えず、体勢もそのままでまっすぐ前を見て座っているブラックの落ち着きは異常なほど。
テレス「戦車に剣一本で挑むなんて…何て愚かな…かつてあった島国が、海の向こうの大国に屈したのと同じように、貴方がたにもこのスノーポリスで散ってもらおう…」
戦車砲から光線が発射され、飛んできたギンセツブライトエンペラーを直撃した。操縦室がある頭部に当たり、ロボットがふらつく。
9人「うわああああ…!!!!!!!!!」
素能玉雪「わああああ…」
操縦室は火花を散らし、大きく揺れた。素能玉雪もお立ち台から転げ落ちそうなほどである。
素能玉雪「何て威力すの…」
ギンセツレッド「少しも手出しできないじゃないか…!」
ギンセツグリーン「このまま戦っても、ブライトエンペラーは持たない。」
ギンセツレッド「一度要塞に戻るべきでは?」
ギンセツパープル「そうだね、一旦ここは引こう。」
ギンセツブライトエンペラーは、6台のビークルに戻り、テレスの元を去った。
ビルの地下室
モル「大成功だ…これは面白いことになってきたぞ。」
背中を丸め、椅子に座るモルは、戦いの様子を記録した動画をパソコンで眺めていた。満足しているのか、不気味に口角が歪んでいる。モルの横には戦闘を終えたライがメンテナンスのために横たわっていた。
ニール「随分と大仰な事を考えたな。アンドロイドとディスドールを直接紐づけるなんて。」
モル「これくらいしないと、アイツらを倒せない。でもこれで、向かうところ敵なし…いちいち説明する必要もないだろ?」
ジェイド「確かにその通り。良い所に目を付けたな。」
モル「これはジェイド様…!」
ジェイド「素晴らしい出来だ。戦闘用アンドロイドと装甲のディスドールの紐づけが成功すれば、新たなアンドロイドをエオノスから仕入れよう。」
ニール「そして、俺たちに敵う人間はいなくなる…」
ジェイド「頂点に君臨するのは、この科学結社ジャスパーだ…っはははははは!!!」
ニール・モル「あはははは!!」
彼らの高笑いの声が暗い地下室に響き渡った。
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snow(プロフ) - アドクさん» 楽しみにしてます!私の外伝もまた書ければ書くのでお楽しみに! (2020年11月19日 16時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» 毎度コメントありがとうございます。今週中には次章更新を予定しておりますので、お楽しみに〜〜! (2020年11月19日 9時) (レス) id: 6a1cc612e4 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 小説のことでコメント遅くなってすみません。新しいアンドロイドが登場するのか楽しみです! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アドク | 作成日時:2020年11月7日 9時