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地下要塞 14時
ヒカル「全機めちゃくちゃだな…」
作業場で腕を組み、ビークルのエンジンを眺めている。
リョウヘイ「損傷部分は?」
設計図をモニターに表示し、ヒカルに指をさすように指示をした。彼曰く、どのビークルも一様に被害を受けている。
ヒカル「特にクーペは、テレスのキャタピラが当たったせいで、激しく壊れてる。」
リョウタ「それは痛手だ…」
ショウタ「こんな状態じゃ、テレスは倒せないぞ。」
ダイスケ「勝てると思ったのに…」
素能玉雪「テレスを上回る力、これが必要すの。」
手に持っていたのは、青い半透明のケースに入ったディスク。リョウヘイは即座に機械に通すと、モニターに設計図が映し出された。
タツヤ「これって、新しいビークルの設計図じゃない?」
素能玉雪「そうみたいすの。」
リョウヘイ「エンジン、完成済み…?」
素能玉雪「エンジンが、この要塞のどこかにあるすのか?」
設計図の片隅に明記してある文章を見逃していなかった。
ヒカル「エンジン、どこに保管してあるんだ?!」
素能玉雪「ごめんすの…それは分からないすの…」
ヒカル「探すしかないか。」
大慌てで作業場に駆け込むと、作業場の床下の蓋を開けてその中に頭を突っ込むレンの姿。
ヒカル「…何してんの…?」
レン「見て、変な箱見つけた。」
40cmくらいはある立方体の物体を持ち上げて、誇らしげにこちらに見せた。パイプや歯車の様なものがついた大きな鉄の塊。重量感のある見た目をしている。
素能玉雪「あ!それがエンジンすの!!」
コウジ「何でそんなに要塞の事詳しいねん。おかしいやん。」
ラウール「何で分かったの?」
レン「分かんない。直感。」
ダイスケ「出たー!レンの直感!」
ショウタ「この間のダンスといい、今回のエンジンといい…やっぱアンドロイドって、超人的だな…」
素能玉雪「隠し扉がこんなところにあるなんて、ボク知らなかったすの。」
リョウヘイ「でかしたよ、レン。これさえあれば、あとは残りの設計を完成させて、ビークルが作れる。」
ラウール「どんなビークルがあるの?」
素能玉雪「車っぽいものが2つと…飛行機みたいなものが1つあるすのね。」
コウジ「あいまいやな。」
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snow(プロフ) - アドクさん» 楽しみにしてます！私の外伝もまた書ければ書くのでお楽しみに！ (2020年11月19日 16時) (
レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» 毎度コメントありがとうございます。今週中には次章更新を予定しておりますので、お楽しみに〜〜! (2020年11月19日 9時) (レス) id: 6a1cc612e4 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 小説のことでコメント遅くなってすみません。新しいアンドロイドが登場するのか楽しみです！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アドク | 作成日時：2020年11月7日 9時
