story8【佐々木鴎外】 ページ9
光が一片も差さない路地裏
そんな中で、一人立つ男がいた。
[鴎外、周りには誰もいないわ。]
ふと、物陰から一人の少女が出てきた。
金髪の長い髪に、青い瞳、そしてドレスのような服。
その姿は西洋人形のようであった。
そして、鴎外と呼ばれた男はゆっくりと振り向いた。
「やっぱりか.............さて、こうなると最適解は................。」
[ちょっと鴎外!?こんなところで考え込まないで!!]
その少女が慌てたように叫ぶ。
それもそのはず。鴎外がいる場所は、抗争があったであろう場所なのだ。
血溜まりがあり、銃などの残害もある。
「あ"、アハハ!悪いなエリス。忘れてた。」
[はぁ!?................................後でケェキね!!!!]
エリスは頬を膨らませて言った。
うん、と鴎外は頷く。
和やかな空気が流れた。
足音が響いた。軽やかな音だ。
〈鴎外。此処から.......176.975km先に鴎外の時と同じような光が起こったらしい。
仲間の可能性が高い。〉
スッと、影から少年が現れた。
少女とは違い、黒目黒髪。そして着物を来ていた。
少女が西洋人形なら、少年は日本人形と言ったところだ。
「おお。クロウ有能。................じゃあ、行こうか。」
その場に、鴎外の声が響く。
その瞳は、少年少女に向けられた優しいものだったが、立つ場所、そして抗争に、明らかな嫌悪感があった。
「早く仲間を集めないとな................。この抗争を終わらせなくては、子供を守ってやらなくては。」
鴎外は歩き出した。エリス、クロウもそれに従う。
彼も、様々な思いを胸に込め、決意した。
世界を救うと。
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零(プロフ) - 更新終了致しました (2018年3月30日 7時) (レス) id: 481c4bde27 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 更新をさせて頂きます (2018年3月30日 6時) (レス) id: 481c4bde27 (このIDを非表示/違反報告)
赤城丸(プロフ) - プルポリーさん» いえ、多分大丈夫です。お疲れ様でした。 (2018年3月19日 14時) (レス) id: 06c4c5d35d (このIDを非表示/違反報告)
プルポリー(プロフ) - 本当にごめんなさい、、、もし、1ヶ月で占ツクを辞めることが出来ずに迷ってたら、もしかしたら、戻るかも知れませんがその時はよろしくお願いします、、一緒に合作した事は楽しませてもらいました!ありがとうございます (2018年3月19日 11時) (レス) id: c6282bb7de (このIDを非表示/違反報告)
プルポリー(プロフ) - 赤城丸さんその他参加者さん、参加したのですが、これから先新学期となり占ツクを辞めたいと思ってます、、、本当に自分勝手で許される行為じゃないのだと思っています本当にすみません、、勝手にキャラクターは動かすのを皆さんにお願いしたいです (2018年3月19日 11時) (レス) id: c6282bb7de (このIDを非表示/違反報告)
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