第7話眠れない夜 ページ9
その日の夜のこと
切国｢……眠れない…｣
切国は起き上がり眠れないでいた
切国｢……どうすれば…｣
こっそり外に出ると鬼丸がいた
切国｢お、鬼丸｣
鬼丸｢……眠れないのか｣
切国｢……ああ｣
鬼丸｢なら"側にいてやる"｣
切国｢……え｣
鬼丸｢……"悪夢を見ていたのだろう？"｣
切国｢……何故｣
鬼丸｢俺は"夢に関して敏感なんでなそれくらい分かる"｣
切国｢……そうかあんたは夢を渡る刀をだったな｣
鬼丸｢ああ…｣
切国｢…こわいんだおれは…ほんかがきてまたすてられるんじゃないかって…｣
鬼丸｢……｣
切国｢また1人になるのは…嫌だ｣
切国は震えていた
鬼丸｢(トラウマになってるな…)｣
思い出すのは先程主と話していたこと
『切国のやつ魘されると思うから見に行ってやってくれ…ん？なんで俺じゃないかって？"俺じゃなくて鬼丸の方が落ち着くと思ったからだ"』
だから頼む鬼丸と言われたからきただけだとそう自分に言い聞かせる
鬼丸｢(俺はそこまで優しくない…不吉な刀だ…だがこれくらいならしてもいいのだろうか…)｣
優しく抱きしめる
鬼丸｢……切国｣
切国｢あ…あ…"あたたかい"…｣
鬼丸｢"俺ならここにいる"｣
切国｢……ああ…ひとりじゃない…｣
鬼丸｢ああ…1人じゃない｣
切国｢……ありがとう…鬼丸…｣
鬼丸｢……ああ｣
切国｢その…一緒に寝ていいだろうか…｣
鬼丸｢？構わんが…不吉な刀だが…俺は…｣
切国｢"あんただからいいんだ"｣
鬼丸｢……そうか｣
寝転がる鬼丸、その隣に寝る切国
切国｢て…繋いで…いいか…｣
鬼丸｢ああ｣
切国は鬼丸の手を握るするとほっとしたのか眠る
鬼丸｢……おやすみ切国｣
……
『だから言ったろ？俺じゃない方がいいって("だって俺の体は冷たいからなぁ…")』
こん｢全く…そういうところですよ菊様｣
『はてなんの事やら』
……
A
暖かいからな鬼丸は
鬼丸国綱
この後切国に懐かれる
平野藤四郎
Aの傍にいた
山姥切国広
彼は悪夢に悩まされる度に鬼丸国綱の元に行く
こんのすけ
"菊様の心は暖かいですよ"とさりげなく言う
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (5月6日 8時) (
レス) @page35 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - シディアさん» コメントありがとうございます！アイディアが思いつき次第やります (2021年10月15日 23時) (レス) id: 9c8e81da42 (このIDを非表示/違反報告)
シディア - 続き待ってます。 (2021年10月15日 23時) (レス) @page35 id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白 | 作成日時：2021年7月24日 11時
