第20話あそこには居られなくなったものたち ページ22
山姥切長義、長曽祢虎徹が酷い目にあってます(ごめんよ本科、長曽祢さん！By作者)
長曽祢目線
もうだめだ耐えきれん
目の前で酷い目にあっている山姥切殿を見てそう思う
周りは山姥切殿をいじめる審神者の味方でなにもしようとしないそれどころか刀剣男士も参加して…これ以上はなにも言うまい
｢大丈夫か…｣
｢…きみは…長曽祢虎徹｣
｢…長曽祢と呼んでくれ山姥切殿｣
｢君だけだよそう呼んでくれるのは…｣
｢なぁここから出ないか？｣
｢え…｣
｢もう…もう耐えきれないんだ｣
｢そんなことをしたら君の立場がまた危うく！｣
｢もう見ているだけはいやだ｣
もう嫌なんだ…見ているだけは！
ここに居て苦しむより出ていった方がいい！
長曽祢虎徹は山姥切長義を抱え逃げた
逃げた先は分からないどこかの本丸であったそこで俺は意識を失った
……
気がつけば布団の上にいた
｢や、山姥切殿！｣
｢僕ならここにいる…大丈夫だ｣
｢良かった…｣
『目ェ覚めたか』
｢あの…貴方が手入れを？｣
『ああ』
｢ありがとう…ありがとう…｣
頭を下げる長曽祢虎徹
『頭を上げろ長曽祢』
｢…分かった｣
『ところでだ』
突然なにか四角いものと書くようなものを取り出す
『お前ら…"審神者と刀剣男士みて大丈夫か"』
ひゅっと息が止まった気がした
｢俺なら大丈夫…｣
｢大丈夫なものか！｣
｢山姥切殿…｣
｢あんな酷い目にあって…すぐ信頼出来るものか！｣
『…その中に鬼丸、大包平、大典太光世、山鳥毛、平野藤四郎はいたか？』
｢いやいなかったが…｣
鬼丸｢なら大丈夫だな｣
『おいこら』
｢……大丈夫そうだ｣
｢ああ｣
『あー、後ここには切国がいる』
｢なに？｣
｢……｣
『鬼丸連れてきてんだろ』
鬼丸｢…ついてきただけだ｣
切国｢……すてられるのかおれは…｣
『捨てねぇよだってお前は俺の刀だからな』
切国｢……よかった｣
その姿を見て俺はああ…この山姥切国広は…俺たちと同じだと勘づいた
長曽祢目線終了
……
A
本丸前で倒れていたので保護した
長曽祢虎徹、山姥切長義
審神者、刀剣男士不信になっている鬼丸国綱、大包平、山鳥毛、大典太光世、平野藤四郎は平気だが…同田貫正国、御手杵、特に山姥切国広は無理
山姥切国広
不安で不安で仕方がない、また捨てられるのではないかと
鬼丸国綱
大丈夫だ主は絶対しない
Aの刀剣男士たち
心配そうに見つめてる
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (5月6日 8時) (
レス) @page35 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - シディアさん» コメントありがとうございます！アイディアが思いつき次第やります (2021年10月15日 23時) (レス) id: 9c8e81da42 (このIDを非表示/違反報告)
シディア - 続き待ってます。 (2021年10月15日 23時) (レス) @page35 id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白 | 作成日時：2021年7月24日 11時
