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夏油傑はカツサンドを食べていた。"親切な同級生"から譲って貰ったとのこと。
A「ゴーストって不思議料理作れるだなんて。うん、美味い。」
カツサンドをぺろりと食べた、その様子をじっと見つめている者がいた。そうレオナである。
A「やぁレオナ。」
レオナ「相変わらずだなてめぇは。」
A「何の話かな?」
レオナ「とぼけんな。なーにが親切な同級生だ。"騙して奪った"だけだろ。」
A「失敬な私は詐欺師じゃないよ。」
レオナ「詐欺師だろうが。」
A「酷いなー。あっそうだ。カツサンドもう1つあるんだけど…フルーツサンドと交換しない?」
レオナ「乗った。」
A「はいこれ。」
レオナ「てめぇはどうやって…いや聞かないでおく。」
A「レオナは十分尊敬されてると思うよ。」
レオナ「……はーこれだから化け狐は。」
A「酷いなー。私は優しいよ?」
レオナ「てめぇは魔法使えない奴毛嫌いしてんじゃねぇか。」
A「触られるのが嫌なだけだよ。」
レオナ「同じじゃねぇか。」
A「フルーツサンド美味しい。」
レオナ「おいこら。」
A「珍しいねレオナがフルーツサンド持ってるだなんて。」
レオナ「……別に。」
なんだかんだ言ってレオナは夏油傑に優しいのだ。何故かって?"悪友"だからだよ。
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作者名:黒白 | 作成日時:2023年1月27日 22時