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シルバーたちと別れ歩いているとジャミルがいた大きくなったなーと思い思わず話しかける。

A「やぁジャミル。相変わらず苦労してるね。」

ジャミル「……A…さん?」

A「ん?」

ジャミル「Aさん…Aさん!」

ジャミルは夏油傑に抱きつく、あれ?と首を傾げる。ジャミルに依存されるような真似したかなと。

ジャミル「本物のAさんだ…」

A「え、えっと…大丈夫?」

ジャミル「……ぐずっ…」

A「ジャミル?!」

ジャミル「ずっと会いたかった!」

A「……そうか。ごめんね。」

ジャミル「うー…」

ジャミルとカリムに世界の広さを教えたのは他でもない夏油傑だ。カリムとジャミルの2人を褒めたのは他でもない夏油傑だ。甘やかしたのは他でもない夏油傑だ。

A「急にいなくなってごめんね。」

ジャミル「もう居なくならないでください!」

A「あはは…出来るだけそうするよ。」

カリム「ジャミルー、どうし…A?」

A「あっ久しぶり。」

カリム「Aーーー!!!」

大泣きしながらカリムもまた夏油傑に抱きついたのだ、筋肉付けて良かったーと呑気に思っていた。

A「こらこら泣かない泣かない。」

カリム「何処にもいかないで!」

ジャミル「うぅ…」

A「……困った子達だ…」

やれやれとため息つく夏油傑であった。

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作者名:黒白 | 作成日時:2023年1月27日 22時

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