椿姫物語 2 【世界一クラブ】 (ページ9)

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あれ、大会変わった？ページ9

〜No side〜

ーガヤガヤ

徳「皆
盛り上がってるな」

ク「柔道って
ドキドキするね...」

健「ホントだねえ」

「次はすみれか...」

辺りを見渡す限りすみれの
応援グッズなどが沢山ある

徳「俺達も持って
くればよかったな」

健「だ〜いじょうぶ！！こんな
事もあろうかとグッズを手作り
してきたんだ！」

ーバサッ

そう言って健太はすみれの
特大似顔絵が入った横断幕
を持たせる

『頑張れ☆世界一の柔道
少女！五井すみれ！光一
クリス、和馬、健太、A
の5人が応援してるよ！』

徳「名前入り！！？」

ク「は、恥ずかしい...っ」

「...和馬、眉間」

和「......異様に...目立つな」

健「でしょ〜！？あ
小さな旗もあるんだ
！」

健太のこれが善意100%なのが
またタチが悪い！！と皆は嘆き
旗を受け取る

健「すみれ、ファイト〜！」

「いっぱ〜つ！」←

徳「リポビタン○！？」←

ク「すみれっ
がっ...がんば...って」

和「が...がん、ばれ...」

徳「あー、すみれ
！頑張れ！！」

それに気がついたすみれは
嬉しげに手を振るので結果
オーライだ

『ただいまより...』

徳「始まった...っ！！」

皆は旗をぎゅっと
握って、見守る

ードンッ

男「い、一本！」

「「「ワァァァァ！！」」」

「よっし...！！」

健「すっっっ
凄かったね！」

和「...心配する
までも無かったな」

ク「そうねっ...」

徳「少しは
効果あったかな...？」

す「皆〜！ありがと！」

すみれも負けじと声を
上げ感謝する、クリス
やAも手を振る

健「よ〜し！僕も！！
次はもっともっと全力
でっ...」

ーがさごそ

ク「け、健太？」

徳「全力？」

「...まさか他にも！？」

健「うん！じゃ〜ん！」

ーどさっ

徳「これ！！」

健「そう！はちまき
と、はっぴだよ〜！
皆！早速...！」

「嫌だよ」

ク「わ、私も...
その...ちょっと...」

和「...オレも
絶対に着ない！！」

健「え〜...！？じゃあ...
うちわ...メガホン...あっ
ペンライトは！？」

ーぽいぽいぽいっ

徳「投げた！？」

「ジャグリング
までし始めた！！」

健「あ、あと
優勝した時は...！」

ーころころ

「「くす玉！！？」」