語られる真実 ページ46
〜No side〜
徳「クリス、その
エプロンは...？」
ク「や、やっぱり目立つかな
？これ...お母さんが着た方が
いいって...」
徳「な、成程...」
す「超可愛いし全然問題
なーし！とにかく行こ！」
徳「あぁ」
ードッ
健「わっ！！」
男「ぁあ、すまない」
健太が後ろを振り返ると大量
の段ボール箱を持つ、男性が
いた
健「ああ、いえいえ！
よかったら手伝います
！」
少し先にいた皆に手伝いを
する事を伝えて健太は男性
から、段ボールをいくつか
貰う
健「(あれ、この人...？)」
健太はふと知り合いと男性
の顔を照らし合わせる、白
と黒が混じった髪に金色の
目...眼鏡は違うが
男「...おや、久しぶりだな」
男「貴様も祭りに参加したのか
...そう言えば娘も言っていたな」
健「え？」
そこで、やっと
健太は気づいた
健「ももももも
もしかして...っ」
健「Aちゃんの
お父さん...！！？」
功「そうか、貴様から
したら初対面だったな
...」
運んで貰ったお礼にジュース
を貰う健太、ドキドキしつつ
もジュースを飲む
功「娘とは仲良くやってくれて
いるか？アレは中々に我が強い
からな...」
健「あはは...」
功「安心しろ、秘密は知って
いるしバラす気など毛頭無い」
功「バラしたら今度は
どうなるか...っ」←
健「か、過去に
一体何が...！！」←
功「風早家の次期当主とも
良好か？娘は余り、話して
くれなくて...」
健「え、えーっと...」
功「まあ、あの
二人は大丈夫か...」
功「今日はデートだ
とか言っていたしな」
功「まったく...いくら
婚姻関係だからと言っ
て」
健「へー...」
健「...ん？」
功「え？」
功「...何だ
聞いてないのか？」
功「あの二人はまだ
婚約を破棄してない
ぞ？」
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作者名：スカーレット | 作成日時：2021年9月12日 22時
