椿姫物語 2 【世界一クラブ】

...順調だよね？ ページ41

〜No side〜





ーパチパチッ





徳「クリス
凄くよかった」





ク「ほ...本当？」





健「うん、バッチリ
だったよ〜！」





ク「よかった...！
健太、ありがとう...！」




健「クリスちゃんが頑張った
からだよ！でも役立ったなら
よかった！」





徳「じゃあ次は俺が
お客さんをやるな」






健「あ！ならちょっと難易度
を上げてみようよ！実は、他
パターンもあるから！」





健「はい
追加プリント」




徳「ああ、ありが...」



ービシッ



健太から追加プリントを
渡された光一は、固まる






徳「ん！？健太
！ちょっと待っ」






健「はい、スタート！
まずは光一から！」




徳「ええっ！！？」




ク「お願いします...！」







徳「...たっ、『たこ焼き屋さん
のお嬢さん！たこ焼き10パック
買うので貴女のお名前を教えて
貰えませんか』！」





ク「ええっ！！？あっ
そ、そういう台本なの
！？」






尚「クリスちゃん
名前は、ダメー！」





菜「迷惑なお客さん
には、気をつけて！」






徳「迷惑な
客って俺！？」






ク「ああ...あの！そういう
のは教えられません！！」






ク「そ、それより...もっと沢山
買って下さい！20パックくらい
！」







徳「20パック！？
って違う...！！」





徳「『そんな事を言わずに教えて
下さい！僕はあの舞踏会の夜12時
に、このたこ焼きの空きパックを
拾った日から』」





徳「...ってこれシンデレラ
みたいじゃないか！？」






健「そうだよ〜！楽しくなる
様に色んなバージョンを追加
しておいたんだ！」






他にもヘンゼルとグレーテル
や白雪姫や眠り姫、などなど







徳「...はあ...」






何やかんやで騒がしくなって
しまい光一はがっくりと膝を
ついた

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