【マフィア松】長女が欲しい (ページ2)

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いつもと変わらない朝。

マフィアと言っても、家庭内はごく普通の家族だ。

朝食の時間、松代がため息まじりに言った。

代「ね～え」

チ「何？かあさん」

代「貴方たちもう20歳だというのに、結婚とかそういうの考えてるの？」

「「「「「「ブフォッ」」」」」

あるものは味噌汁を吹き、あるものはご飯を吹き出し、あるものは醤油をぶちまけた。

お「げほっげほっ、な、何言ってんだかあさん！」

チ「そうだよ！いきなり結婚とか！」

カ「唐突すぎるぜ、マイマザー？！」

代「そうかしら？でも逆に、そういう歳なのにああいうことを想像したり、欲しがったりしない方が可笑しいと思うわよ？」

「「「「「「ブフッ」」」」」」

造「…かあさん、今は食事中だぞ。ほれ、見てみろ。息子らのせいで私が大変なことになってるではないか」

おそ松たちのせいで、松造は味噌汁やらご飯粒やら醤油やらがついていた。

「あらあら」と言いながら松代は布巾を渡す。

一「かあさん、そういう話は後でしてくれない？変なコト想像するじゃん…」

十「そうだぞ、そうだぞ！！」

ト「TPОをわきまえようよかあさん…！」

代「あら、ごめんなさいね。それじゃ、朝食の後に会議を開きましょう」

松代が言い、全員納得する。

これにより、いつもの朝が戻って来た。

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