五話 ページ6
…
「バーカバーーーーカ！！！！」
「うるせぇヴァーーーーカ！！！！」
「なっ！バカはお前だろ！！！」
「ボキャ貧乙」
「うるさいんだゾ」
本当に高校生……？？
いや、確かに今まで僕がしてきた喧嘩は逆に難易度高すぎて本当に高校生かなってなったけど
え？普通の高校生ってこんな風に喧嘩するの？？(色々ありすぎて感覚麻痺ってる)
「ねえ、いい加減静かに」
「うるせぇ！！お前はだあってろバーカ！！！」
「そうだそうだ！！お前に俺らの気持ちなんか分かるかよ！！！」
「……へぇ〜？」
「怒りを通り越して呆れてんだゾ」
まあ、僕に暴言を吐いてスッキリするなら別にいいんだけどさ
本当は大切だって思ってんのにそれを伝えずに傷付け合うのは感心しないなあ
「死んでから気付いても遅いってのに」
「は？何？」
「別に〜僕はグリムとお散歩してるから、好きなだけ傷つけあいなよ」
それで本質に気付ければ万々歳
すれ違ったらそんときは手を差し伸べてあげる
君たちは僕の大切な人だからね
・
〜
ーーーハーツラビュル寮
「っそんなことが」
「関係ないAをまた巻き込んで」
頭を抱えるハーツラビュル寮の寮長と副寮長
やっぱ上に立つ人って大変なんだよね。下の人が失敗したりやらかしたら全部上の責任だし、偉い人からのプレッシャーとか絶対耐えられない
「とりあえず今はこんなもんしかないが」
「十分だよ、ありがとう」
「美味そうなんだゾーー！！」
"とりあえず"でこんな美味しそうなクッキーが出てくるハーツラビュル寮すごい(小並感)
凛月にいもよく作ってくれたなあ〜
スイーツフェスであまったケーキ食べまくったときは甘いもの苦手になりかけたっけ(笑)
「A」
名前を呼ばれ、顔をあげようとした次の瞬間、優しい温もりに僕は包まれた
リドルくんに、抱きしめられてる…？
「どうしたの、リドルくん」
「！まさか、気付いてないのかい？」
───…そんなに大粒の涙を流しておいて、
「ッ？！」
「ウチの一年がすまんな。後でちゃんと叱っとくから」
「あっ、いや、別に僕は」
否定しようとすると更に強く抱きしめられる
"傷付く"なんて感情、とっくに捨て去ったと思ってたんだけどなあ〜……あはは。
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初 。(プロフ) - 初コメ失礼します…！とても良いお話で見る度に凄い…好き…ってなりながら読んでました(泣)次の更新心待ちにしています…！！！ (2022年9月12日 4時) (
レス) @page25 id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
翁(プロフ) - さやかさん» 有難うございます！期待に応えられるよう、精一杯頑張ります！ (2022年8月16日 19時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
さやか - お話投稿お疲れ様です！あんスタ×ツイステはあまりみかけないのでこういう小説があって嬉しいです！頑張ってください！ (2022年8月16日 18時) (レス) @page19 id: 9aa8dafe93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翁 | 作成日時：2022年8月9日 20時
