だから、嫌いなんだよ。～彼がついた２つ嘘～Ⅰ～SJ～ (ページ8)

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５時間目～DHside～ページ8

「っきゃ・・・！」
「うわっ！」

やけに軽く開いたドア。
同時に足を踏み出してしまって、誰かとぶつかってしまったらしい。

俺の前には。嫌いな奴、むすｍ・・・じゃなくて、
イ・Aが尻餅をついていた。
マジ最悪。
でも、一応ぶつかったわけだし、女の子だったから、手を差し伸べた。

そしたら、「えっ・・・」って顔されたけど、急に不機嫌な顔になって、
「別に大丈夫。」って自分で立ち上がった。

ホント、無愛想。

Aは立ち上がると、何かを探し始めた。
よく見ると、いつもしているあのメガネをかけてなかった。

すぐそばにあるのに、見えないのか、全然探せてない(笑
俺は、床に落ちたメガネをひょいっと拾い上げた。

あはは、このままじゃ返さないｗｗｗ

ほんの少し、遊んでやることにした。