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---篤side---

小牧「まあそれだけなら俺らも気づかなかった

ああ三正だったんだ、って

でも…

後半2年をOJTで埋める図書大のカリキュラムで

戦闘業務に駆り出されることもあって

…ごめん、堂上変わって」

それはあまり思い出したくない出来事だ

だがしかし、Aの階級を語る上で欠かせない

「はじめて戦闘に出た時…

確か公民館かどこかの本を守るとかで

普通の検閲抗争だったのに最後の最後で何故か蔵書に火が回った

結果的に良化法賛同団体の放火だったのですが

尾井谷さん、詳細をご存知ですか?」

尾井谷「いえ、ただ火が回っただけ、と」

「あの時Aはその検閲対象の本を救い出しに行きました

そしてその本を抱えたまま火に飲まれました

新人としてペアを組まされていた俺と小牧で後を追いましたが…



堂上「佐倉!」

小牧「A!」

向こうとこちらとの間の棚がどんどん崩れはじめる

堂上「小牧、報告入れろ」



小牧「佐倉が火の中に…」

---まずい!すぐに消火に当たる、特殊部隊隊員が消火器を!手の空いてるやつはバケツでも何でも集めて水を運べ!



A「…ぅ……今度こそ……死ぬのかな……」

玄田隊長がまずいと叫ぶ理由もわからなかったが

A「…ゃ…だ……私は……守るから……」

燃え盛る炎の音の合間に聞こえる声がますます意味がわからなかった



今思えばあれは日野の悪夢を思い出してたんでしょう

Aは、今度の事件では後遺症がのこりました

失認と脳の記憶障害です

一ヶ月ほどしてようやく戻りましたが、

小牧とのことだけは思い出せなかったようです

しかしその本を守った功績で彼女は卒業時に一正を取得しました」

−−−−−−−−−−

アニメでは堂上教官がこの後遺症でしたね

このアニメのストーリーがすごく切なくて大好きで、
欠片でも入れたいと思って入れさせていただきました

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glorious*(プロフ) - ゆーまさん» とても嬉しいコメントありがとうございます!!!いつ出せるかわかりませんが必ず出すので、お待ちいただければ幸いです´`*今後もよろしくお願いします (2016年6月10日 7時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーま(プロフ) - もうこの小説大好きです!何回も読ませてもらってます。 続編、番外編、ほんとに待ってます! (2016年6月7日 9時) (レス) id: 76dddb8fb8 (このIDを非表示/違反報告)
glorious*(プロフ) - 文伽。-fumika。-さん» ありがとうございます\(^o^)/ (2016年5月21日 17時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)
文伽。-fumika。-(プロフ) - すごく面白かったです!! (2016年5月18日 22時) (レス) id: f93e548079 (このIDを非表示/違反報告)
glorious*(プロフ) - 七海さん» 嬉しいコメントありがとうございます☆*。最後までお付き合いください(´˘`*) (2016年5月17日 19時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:glorious* | 作成日時:2016年3月28日 13時

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