夕立の彼方【オリジナル】【ホラー】

004 呪いの洋館 ページ7

??「A?」

この声は……!!!

A「カイル!!勝手に入って来ないでよ!」

ｶｲﾙ「いや、見張っとけって頼まれたんだよ!!」

A「叔父様から?」

ｶｲﾙ「おう」

くそっこれじゃ行けないじゃない…!

ｶｲﾙ「この荷物なんだ?」

A「あーあーあー!!!これは別に…」

やばい、バレる…!!!

ｶｲﾙ「抜け出そうとしたな」

A「じゃないと………」

死んじゃうなんて言えるか?

だめ………。信じてくれない…

ｶｲﾙ「言えよ。どうしたんだ?」

A「関係ないでしょ。カイルには」

ｶｲﾙ「なんだよそれ…」

なにこいつ、悲しそうな顔して……

A「とにかく、私は招待されたの。洋館の住人に」

ｶｲﾙ「洋館!!?あそこの洋館だけは、行かない方がいい!!」

A「どうして?」

中々言ってくれないカイルに怒りを覚えた

A「なんなの?」

ｶｲﾙ「あの、洋館は…………呪われてるんだ」

呪われてる……?

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