夕立の彼方【オリジナル】【ホラー】

014　像の下の紙 ページ18

ドア開くかな…

ｷｨｨｨｨｨｯ…

A「あ…あんまり音立てちゃばれちゃうよね…」

そっと行こう…

でも、広いなぁ

迷っちゃうかも

大人しく家に待っていたほうが良かったかもなぁ

行かなかったらどうなってたのかな

どっちにしろ…

ああ!だめだ、暗いこと考えてちゃ

私らしくないよね…!!

玄関まで行こう…

でも、この家絵とか沢山あるな

趣味なのかな?

A「うわっ」

何かぶつかったようだ

A「なに?これ」

薄っぺらい紙が落ちていた

それに、この像…

綺麗だな。まるで、生きてるみたい

紙を読んでみよう

『これでさいごだれもたすけにきてくれないくるっていったのにどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどう………』

焦っていたのか、かなり読みずらい

それにこれは…?

やっぱり、人を殺してるんだね!!

早くここから出なきゃ…

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