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〜〜〜
' ... ごめん . '
その一言で
騒がしかった部屋が
静まり返る 。
:
1人になった のが
実感したのは 、
手越さんが居なくなってから
30分も経っていた 。
『 ... た 、たいちゃった 』
芸能人 を 、、
アイドル の顔を 、、
叩いちゃった 。
:
『 ... は 、. っ ど 、しよ 』
「 なにがどーすんの 」
:
後ろを振り返ると 、
愛しい彼の姿 。
『 .. . た 、. かひ 、さ っ . ? 』
「 寂しがってんのかと思ったけど 」
.
予定よりも 何時間も早い帰宅 。
ジリジリ と 彼の足音が近づく 。
「 なあ 、誰か来た ? 」
:
私の髪の毛を酷く掴まれ
貴久の顔を見上げる 。
「 .. おい 、誰呼んだ 」
『 .っ 、... 違 う っ . の 』
「 誰呼んだんだよ 」
.
『 . . . と 、もだち っ 』
「 は?まじお前ムカつく 」
.
思いっきり
つかまれた髪の毛を
振りほどくかのように
払われ 、床に叩きつけられる 。
.
.
「 面倒くせえ嘘つくなよ 。」
.
そう言って 立ち上がり
貴久は 、玄関のモニターへと付けた 。
「 . 手越 。映ってんじゃん 」
『 .. っ 、』
.
.
「 よく俺に嘘つけるようになったね 」
私を、上から見下ろし
怪しく笑う彼 。
いや 、もはや 笑ってない 。
口角を上げてるだけ 。
.
「 ... お前 、手越と何した 」
.
' 何もしてない '
って言いたいのに
恐怖から声が出なくて
ただただ 貴久の顔を見上げることしかできなかった 。
.
「 .. ふーん。俺に言えないんだ 」
.
「 .. ね 、」
.
『 や 、め .. って 』
.
.
「 俺 、お前の事捨てる事出来んだよ?(笑) 」
ふっ と 、貴久は嘲笑い
私の頬に手を伸ばす 。
「 こんな綺麗な顔だって すぐ傷つけれるのに 」
.
.
「 手越なんかと会うな 、どうなっても知らねーよ 」
... 冷たい口調 。
見下したような 冷たい瞳 。
貴久は、
財布と身につけてるアクセサリーを
カラン と机に投げ
自分の部屋へと向かった 。
:
もうイヤ 。
溜めていたものが 、一気に爆発した 。
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u t a .(プロフ) - ?( 増 ) じゅにゃんさん» ありがとうございます(^^)最後までご覧いただきありがとうございました◎ (2016年7月22日 22時) (レス) id: e74e86e39c (このIDを非表示/違反報告)
?( 増 ) じゅにゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます&お疲れ様でした!すごく面白かったです!これからも頑張って下さい! (2016年7月22日 21時) (レス) id: f194e9a5a6 (このIDを非表示/違反報告)
u t a .(プロフ) - 月夜さん» ありがとうございます(^^)こちらこそ、ご覧いただきありがとうございました! (2016年7月22日 20時) (レス) id: e74e86e39c (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - スゴく面白かったです!完結してしまったのが寂しいくらいです!>_< 新作も応援してます!本当に 面白い作品をありがとうございました!! (2016年7月22日 18時) (レス) id: 2545fd79ea (このIDを非表示/違反報告)
u t a .(プロフ) - さとみかん。さん» ありがとうございます(^^)同じ書き手さんとして そんなこと言ってもらえるのは嬉しいです (!) (2016年7月22日 16時) (レス) id: e74e86e39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:u t a . | 作成日時:2016年5月28日 10時