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side in
涼介君への気持ちに気付いた(光のせい)からって、そもそもが男同士だし、それにアイドルとマネージャーだし…。
上手くいく訳がない。
気持ち悪いって思われたくないし…。嫌われたくない。
今の関係が壊れるくらいなら…俺が黙ってればそれでいいんだから、この気持ちには蓋をしよう…。
ドラマの撮影が今日、クランクアップを迎えた。そのまま打ち上げがあるみたい。
「いのおちゃん、監督がマネージャーも一緒に打ち上げに参加してくれだって。」
『え…。』
人見知りの俺にとって打ち上げの場なんて地獄でしかない…。
「他の共演者のマネージャーさんは皆来るのに、主役のマネージャーが居なかったら俺の立場がないでしょ。強制参加だから。」
『はい…。』
居酒屋の広い堀ごたつ式の部屋。長いテーブルが3列並んでいる。
《監督と主役の山田さん、相川さんは真ん中に座って下さいね。》《他の出演者さん、スタッフ、関係者の方は空いている所に適当に座って下さーい。》
大人数でザワザワした中、打ち上げは始まった。
飲んだり食べたりするにはマスクを外さないといけない…。メガネはそのままだし平気かな。
涼介君は真ん中の席で、女優の相川さんと楽しそうに話している。俺は奥の列の端で、当然誰にも話しかけられないので黙々と食べる。もちろんソフトドリンクで。
すると突然隣に座ったプロデューサーさんに話しかけられた。
「君、山田君のマネージャーだよね？」
『はい…。そうです。』
「いつもマスクしてるから最初分からなかったよ。すごく色白で綺麗な肌してるんだね。」
『そんなこと…ないです…。』
涼介君を見るとスタッフさん達に囲まれて
《二人って本当にお似合いですよねー。》
《よっ！美男美女カップル。》
なんて言われてる。涼介君もまんざらではなさそうに笑っている。なんだよ…。
「山田君の事、気になる？」
『えっ？』
「可愛いね(笑)今度食事でもご馳走するよ。これ、プライベートの番号書いてあるからいつでも電話して。」
名刺を渡しながら耳元で話してくる。息がかかって気持ち悪い。手が震えるのをギュッと握って抑える。
やっぱり来なきゃよかった。
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love - ヤベェェェェ〜〜〜〜！！めっちゃ面白いです！ (2017年3月12日 17時) (
レス) id: d7a818a5fe (このIDを非表示/違反報告)
白猫黒猫(プロフ) - (名前)Moka(*???*)さん» コメントありがとうございます！面白いって作者にとって最高の誉め言葉です♪頑張ります！ (2017年2月20日 22時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Moka(*???*)(プロフ) - うわーめちゃくちゃおもしろいです！！いのちゃんかわいいです！！これからも更新お願いします！ (2017年2月19日 23時) (レス) id: faa6097176 (このIDを非表示/違反報告)
白猫黒猫(プロフ) - JUMP大好きな白米と猫さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです。風邪ネタ好きなので思ったより長くなっちゃいました(^-^; (2017年2月18日 22時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
JUMP大好きな白米と猫(プロフ) - 続き楽しみです！！山ちゃん大丈夫かな…(;´･ω･) (2017年2月18日 19時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫黒猫
| 作成日時：2017年2月6日 22時
