天才ハッカーのヒーローアカデミア5 (ページ5)

今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:39,999 hit

転生195 ページ5

轟くんに怪しまれるのは困る。

クラスメイトとして怪しまれてまま過ごすのは何かとキツイ。

「あの、轟くん？」

意を決して話しかけてみると、轟くんは普通に振り向いてくれた。

私を怪しんでいる様子はないようで安心した。

せっかくだし、あのことについてもちょっと聞いてみようかな

「轟くんはさ夜嵐くんとなんかあったの？」

本当は聞くつもりはなかったけど、他に聞くことなかったし別にいいよね。

轟くんは少し考えてから口を開く。

「推薦入試に来てたんなら会ったことはあるはずだけど

　俺とあいつの間に何があったかはわからねぇ」

自覚がないのか、あっちが勝手に敵対意識を持ているのか...

轟くんの話だけだと判断できない。

でも、夜嵐くんは意味もなく人を嫌ったりするようなタイプじゃないよなぁ

「そうなんだ解決できるといいよね」

そう答えると、轟くんは「そうだな」と言ってまた前を向いた。

またパソコンを構っているのを見られるとめんどくさいのでパソコンは閉じておく。

でも、そうなると退屈で仕方がない。轟くんと楽しくおしゃべりとかできないし。

暫くボーっとしていると、百ちゃん達が入ってきた。

百ちゃんは私たちに気づき、４人で近づいてきた。

私は汗をかいている皆に飲み物を渡し、席を立つ。

轟くんと二人は気まずかったから、百ちゃん達が来てくれて助かった。

私が百ちゃん、梅雨ちゃん、響香ちゃんと話していると雄英生が入ってきた。

誰かと思い目を向けると、いずの方の三人組とかっちゃんの方の三人組がいた。

やっぱり、クリアできたんだ。心配はしてなかったけど、安心した。