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偽愛〜5 ページ7

「!
・・・・・・Aか・・・おはよう。いったいどうしたんだい?」


「おはようございます、赤司くん。
いえ、朝練の時間になっても赤司くんの姿がみえなかったので、如何したのかと」



赤司くんのいる机に近づく。


「俺が学校にいないとは考えなかったのか?」


資料を整理しながら、赤司くんは私に問いかける。


赤司君の使う机の横の机を借り、そこに座った私は、「緑間さんが」と前置きをしてから赤司くんの質問にこたえる。


「黒子くんと二人で、赤司くんがなかなか来ないことを話していて、そのときに赤司くんはまだ学校に来ていないんじゃないかというはなしがでたんです」


「へぇ、それで?」


「それで、そこに緑間さんがきて、赤司くんが学校に入っていくのを見たというので、何かあったのではないかと思い、探しに来ました」


みんなには1ON1かミニゲームをしておくようにと伝えておきました。


そう付け足すと、赤司くんは急に体ごとこちらを向いて、私を抱きしめた。



「ありがとう、A」


「!?/////」


「俺を心配して、探しに来てくれたんだね。ありがとう」


「い、いえっ、私は、そんな・・・・」


顔に熱が集まるのが分かる。


(きっと、今、顔・・・・赤いだろうなぁ)


その後、赤司くんは私にたくさん「ありがとう」を言い、体育館へ向かった。



(恥ずかしかったなぁ・・・・//////)


私も、赤司くんの後に続いた。


―――それを見ていた人がいるとも知らずに。

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カリン(プロフ) - むっ君だぁぁぁ!! (2015年1月25日 10時) (レス) id: e65888b8a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:左在存 | 作成日時:2014年1月26日 10時

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