3年生の引退後【ハイキュー】 (ページ1)

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牛島若利ページ1

ﾎﾟﾝｯ

ﾎﾟﾝｯ

俺は引退した後

1人でバレーをする事が多くなった

________若利クン、今日も頼むヨ～____

________若利！今日もスパイクキレッキレだな！___

________若利ナイスブロック‼____

______若利ナイッサー‼_____

______牛島さん今日もトス集めるので、頼みます。____

_________牛島さん！今日こそは貴方に勝ちます！！____

ﾎﾟﾝｯ

ﾎﾟﾝｯ

静かだ

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また、あいつらの声が聞きたい

これが寂しいという感情なのだろうか

ﾎﾟﾝｯ

ﾎﾟﾝｯ

ﾎﾟﾝｯ

「若利クンはっけーーーーーん！！！」

「おぉ若利、こんな所にいたのか」

「探したんだぞー！若利！」

チームメイトの3年が俺を呼んでいる

『なんだ』

「若利クンも行くでしょーー！！」

『どこにだ』

「ぶ・か・つ！」

「若利も一緒に行こうぜ！」

「そのために一生懸命さがしてたんだからな」

「ほら行くぞー！」

_________________________________

「若利！」

ﾄﾝｯ

ﾀﾝﾀﾝｯﾀﾝ

ﾊﾞｰｰｰｰﾝ‼‼‼‼

「若利ナイスキー！！！」

「今日も美しいネ～！」

「流石だな！若利！」

「やっぱ若利は最強だなー！」

「牛島さん、相変わらず凄いですね」

「お、おれだって！！！！牛島さんに負けません！！！」

「五色、お前は一生、牛島さんに勝てねーよ」

「なにっ！！」

毎日、何度も聞いていた声

懐かしい声

安心する声

心地いい声

俺は1人じゃないと思わせてくれた声

俺を励ましてくれた声

俺の

大好きな声

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あぁ、戻りたい。