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北斗side

樹はいつも恐怖を味わっている。今日初めてストーカーからメールが届いた。その内容は…
〔なんでいつも手紙や写真を捨てちゃうの?俺…悲しよ…だからこれからは捨てないでね?もう我慢できない。いつか迎えに行くよ。待っててね。〕
こんなのが来るんだよ?そりゃぁ樹も怖くなるに決まってる。樹は毎日泣いている。怖い怖いと言いながら。

怖いよね…

不安だよね…

俺も樹がいなくなるんじゃないかと思うと不安でしょうがないよ…

樹…

俺から離れないで…

樹は俺の大事な人なんだから。

樹がいつの間にか起きていた。
樹「北斗…俺、怖いよ…」
北「怖いよな…不安だよな…大丈夫、俺たちで守るから。」
樹「本当…?」
北「本当だよ」
樹は安心したかのように眠ってしまった。俺は、本当に樹のことを守れるのか不安になった。守れられなかったらどうしようって。連れていかれるんじゃないかと思うと。俺は、不安のあまり眠れなかった。樹のことを好きでいてくれるのは嬉しいけど…ストーカーするのはおかしいと思った。ストーカーする奴は、絶対に許さない。何があっても。樹は俺のだから。誰も渡さないからな。明日、メンバー全員にメールのこと話さなくちゃっ!樹を助けるためには、なんだってしてやる。まぁ、殺人とか、捕まるようなことはしないけど。したら、嫌われるかもしれないから。

絶対に守ってやるからな。

安心して。

心に誓い、眠り、樹を起こそうとしたが遅かった。樹は寝ている間にストーカーに連れていかれたのだ。俺はつらくて泣き叫んだ。俺は、楽屋に入り、みんなに全てを話した。ジェシーと慎太郎は泣いていた。高地は驚きのあまり愕然としていた。きょもはものすごい焦っている。

北「みんな、樹を見つけるの手伝ってくれるよね?」
全「あったりまえじゃん!」
ありがと。じゃあ、今から、滝沢くんに話しに行かないと。滝沢くんに言ったら、すぐ探しに行くよ!覚悟していてね!

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作者名:ふたの | 作成日時:2019年9月15日 22時

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