夢幻の花園 [男主]【原作編】

Story13 ページ15

入学してから数週間経ったある日




ジャック「なあAちょっといいか?」



貴方「どうしたの?ジャック君」



ジャック「マジフト大会が近づいてきてから最近、怪我人が多いだろ」



貴方「ああそういえば、そうだね」



ジャック「だから...お前も気をつけて欲しいって言うか...」



貴方「心配してくれるの?ありがとう!僕も、大会に出ないとはいえ、しっかりと気をつけておくよ」



ジャック「....ああ」




なんか最近ジャック君様子が変だな


ピリピリしてるって言うか、苛立ってる感じ





〜昼休み〜
自身のユニーク魔法強化と
昼食も兼ねて
植物園に来ていた


スゴい、沢山の植物がある..!!



貴方「チョコレートコスモスとかもあるんだ..!!スゴいな....ん?」



誰かの話し声が...



??「ご注文のデラックスメンチカツサンドとアイスティーッスよー」



??「やっとか....」



あれは
サバナクロー寮の人達か....


??「...?そこに居るのは誰だ?」



貴方「にゃっ!バレてましたか！すみません話声が聞こえてきたもので...」



??「ココは俺の縄張りだ。食われたくなきゃさっさと出ていくことだな。草食動物」



貴方「いやあでも....」



??「てか、よくよく見たら、うちの寮の1年生のジャッククンとよく一緒に居る子じゃないっスか?」



貴方「あ、はいそうですけど。」



??「それに、女子っぽい恰好してるって有名ッスよねえ〜」



??「おい、ラギーさっさとお前も行け。俺は寝る」



ラギー「もうレオナさん?そろそろ授業出ないとまた....ってもう寝ちゃったし...」



貴方「あ、授業が始まるので僕、そろそろ行きますね！」



余程気まずいせいか、早く教室に戻りたい気分だった。



ラギー「そうっスか...キミも怪我には気をつけてね〜」



貴方「?は、はい」


とAは、植物園を後にした






この時の
ラギー先輩のあの言葉の意味がわかるまで。
そう遠くない

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