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可愛く見えたなら恋してる証拠 ページ19

土方side


『ったく、総悟ったら私より長くここにいるはずなのに部屋間違えるって・・・』


土方「ま、まぁそういう時もあるさ」


近藤「いいなぁぁ総悟〜!Aちゃんのはd
『おいゴリラ、今何か言った?』


近藤「ナンデモアリマセン」


土方「(あ、あっぶねぇ・・・そのまま総悟を追いかけていたら、俺もあんな風になってたかもしれねぇんだよな・・・怖ぇ)」


横に寝ている総悟を見るが、目を覚ます気配がない


『なんで揉めてたかは知らないけれど、次からは気をつけてよね十四郎?』


土方「は、はい」


沖田「・・・ん、んんー」


近藤「お!総悟が目を覚ますんじゃないか?」


沖田「・・・あり?俺は一体何してたんでィ?」


土方「覚えてねぇのか?」


沖田「確か土方さんに追われてて何処かの部屋に逃げ込んで、それから・・・あ゙」


土方「・・・思い出したのか」


『総悟ぉ?覚えてるかなぁ?』


沖田「あれ?こっから先の記憶がねぇや」


土方「嘘つけッ!さっき「あ゙」とか言ってたじゃねぇかよ!!」


『まぁいいよ。次から気をつけてくれればいいから』


沖田「へ〜い」


『それじゃあ、ちょっと出かけてくるね』


土方「どこ行くんだ?」


『なーいしょ』


人差し指を唇に当てて「しーっ」とジェスチャーをするA。その可愛い仕草に俺たちは心打たれた


『いってきまーす!』


近藤「どどどどうしよう!俺にはお妙さんという心に決めた人がいるのにィィィ!!」


土方「(なんだろう。胸が締め付けられて苦しい・・・それに何だか顔が熱い)」


沖田「・・・こりゃ、大変なことになりそうだねェ」


しばらく、俺たちの頭はAでいっぱいだった





Aside


せっかくの非番に屯所にいるのはつまらない。なので万事屋に行ってみることにした


『ケーキも買ったし、これで銀さん喜ぶでしょ!』


町の人に万事屋銀ちゃんの場所を聞いて、やっとたどり着いた。階段を登り、インターホンを押す


『・・・あれ?出てこない』


もう一度押してみる


『え?留守なの?いや、もしかしたらまだ寝ているだけかもしれない』


私はとりあえず誰かが出てくるまでインターホンを押し続けることにした


ピンポーン


ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン

万事屋はいつだって通常運行→←実は優しい副長



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作者名:Sky | 作成日時:2020年5月23日 9時

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