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実は優しい副長 ページ18

『ここ、いい所でしょ?人が全く来ないから、悩み事とかあったらよくここに来るの』


土方「そうだったのか。・・・なぁ、」


『ん?どした?』


土方「悩み事があるなら俺を頼れよ。俺でよければ相談に乗ってやるから」


『・・・ふふっ、土方さんやっさし〜』


土方「うるせェ!おら、さっさと帰るぞ。このままじゃ、2人して風邪ひいちまう」


そう言って私に上着を被せてきた


土方「行くぞ。早く帰らねぇと近藤さんが心配する」


『うん、ありがとね十四郎』


土方「っ!?お、お前今・・・!!」


『え?どうしたの?なんか変なこと言った?』


土方「チッ、なんでもねぇよ」


そう言って、そっぽを向いた顔が少し赤くなっていたことをAは知らない





ーーー真選組にてーーー


近藤「こんな遅くまでどこに行っていたんだ!2人して仲良くずぶ濡れで・・・お母さん許しませんよ!」


『いや、いつからお母さんになったん?』


土方「すまねぇ近藤さん。寄り道しすぎた」


近藤「反省してるならいいぞ。ほら、2人とも濡れた体を綺麗にしておいで。風邪ひくぞ?」


『それじゃあ十四郎、私から先に入るね?』


土方「早く上がれよ。女の風呂は長ぇからな」


『分かってますー』


そう言うとAは部屋から出ていった


近藤「・・・お前ら、随分仲良くなったな」


土方「そうか?いつも通りだぜ?」


すると障子が少し開いて、


沖田「土方さんが笑ってる。気持ちわりィ」


総悟の顔を見て、思い出したことがあった


土方「総悟てめェ、Aにマヨ菌とか教えこみやがってェ・・・」


沖田「おっと、これは逃げた方がいいですねェ」


土方「待て総悟ォォォ!!」


そして2人の鬼ごっこが始まった


近藤「ったく、喧嘩するほど仲がいいってかねェ」





Aside


ドタドタドタ


ドカァァン


『・・・イラッ』


私は今、お風呂に入っているのだが外がやけに騒がしい。多分、総悟と十四郎だろう


ガシャァン


ギャァァァ


物が壊れる音、そして聞こえてくる数人の悲鳴
私は扉を開けた。そして、


『コラァァ!!お前らうるせぇんだよォ!!』


そう叫んだ。すると、音はピタリと止んだ


『全く、鬼ごっこするなら外でやれっt・・・』


窓から浴室に入ろうとしている総悟がいた


『は?』


沖田「え?」


沈黙5秒


沖田「ここ・・・浴室でしたねィ」


『こんのバカ総悟ォォ!!』


それから丸一日総悟が目を覚ますことはなかった

可愛く見えたなら恋してる証拠→←2人だけの秘密の場所



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作者名:Sky | 作成日時:2020年5月23日 9時

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