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甘いものこそ世界を救う ページ12

Aside


『んん〜!美味しい〜!!』


?「やっぱ糖分はサイコーだな」


私は、先程助けてもらった人と一緒に甘味屋に来ていた。どうやら私と一緒で甘いものが好きらしい


?「ところでさ、名前聞きてぇんだけど」


『えと、Aと申します』


?「俺は坂田銀時だ。呼び方はなんでもいいぜ。よろしくなAちゃん」


ちゃん付けだと!?舐めてんのかコイツ!


坂田「それにしても綺麗だし、可愛いなAちゃんは・・・そりゃー襲いたくもなるわー」


『バカにしてるんですか?』


坂田「なんでそうなんだよ!本当のことを言ってるだけだっツーの」


『・・・変な人(小声)』


坂田「あ?なんか言ったか?」


『いいえ、なんでもないですよ〜』


お団子を食べながら、銀時と名乗る男をこっそりと見る。この銀髪天パ、そして死んだ魚の目・・・何処かで聞いたことがあるような気がする


坂田「おーい、なんか俺の事バカにしてない?」


『してません!(なんで心の声が聞こえてるんだよ)』


ーーー20分後ーーー


坂田「いやぁ、美味しかった。たまには人助けをするのも悪くねぇな。あ、そうだ。俺、万事屋やってんだよね。困ったらことがあったらいつでも来いよ」


そう言って渡されたのは万事屋銀ちゃんと書かれた名刺だった


『分かりました。覚えておきます』


坂田「さァーて帰るかね。じゃあなAちゃん。団子ありがとさん」


そう言うと私の頭を優しく撫でて行ってしまった


『(会ったばかりの人にすぐ心を開くなんて・・・優しい人なんだね)』


江戸にはこういった人もいるのだと、改めて知ったのであった

これこそ一目惚れってやつ→←突然現れた銀髪ヒーロー



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作者名:Sky | 作成日時:2020年5月23日 9時

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