14話 ページ15
ある日のこと。
Aが廊下を歩いていると、
不機嫌そうな伊作とばったり出会った。
眉間にシワをよせて腕を組みながら歩いていたもんだから、気になって声をかけてみることにした。
「伊作さん伊作さんそんなに怒ってどうしたんですか？」
声をかけるといきよいよくこちらに振り返り
伊作「Aちゃん、聞いてよ！文次郎ったらね！」
どうやら文次郎のせいで悩んでいる様子。
詳しく話を聞くことにした。
話によると、文次郎は毎晩毎晩会計委員会の仕事で夜更かししてクマがひどかった。体調もすぐれない様子で、これはいかんと思った伊作は文次郎に、ちゃんと寝ないと体にも悪いよ。と、保険委員会を代表して言ってやったそう。でも寝不足のせいか文次郎は怒ってうるさい！と怒鳴ってしまったそう。
伊作が悲しそうに話すからかわいそうになり、思わず、
「私が今日の夜注意しとくよ。」
伊作「本当！？ありがとう!!」
伊作はいつもの笑顔に戻り鼻歌を歌いながらどこかに行ってしまった。
その夜。
文次郎の部屋につくと部屋には明かりがともっていた。
やっぱり今日も夜更かししているんだな。
ふすまをそっと開けると。
文次郎「誰だ。」
いきなり言われるもんだからこっちが忍者している気になってくる。
「あの、私です。」
文次郎「なんだAか。ノックもなしで入ってきたのか？」
あ、忘れていた。
「すいません」
文次郎「用はなんだ。」
文次郎の隣によって
「伊作さんから聞きました。
毎晩夜更かししているようで。それでは体にもよくありませんよ。」
文次郎「お前までそれを言うか。お前には関係ない。」
関係ないと言われてイラッときた。
「関係ないって、関係あります！
給食のお姉さんとして、忍術学園で一緒に暮らしている物として、関係ないわけなんじゃないですか！体の心配をしてなにがいけないんですか！伊作さんも私も心配なんです。わかってください。」
文次郎はあぜんとしていた。
文次郎「すまない、そこまで心配かけているとはな。ありがとう。」
「わかってくれればいいんです。」
文次郎「だが今日はここのところだけ終わらさせてくれないか？すぐ終わるから。」
「本当にすぐですか？」
文次郎「ああ」
その言葉を信じることにした。
そしたら隣で寝ていた仙蔵さんが起きていたようで、
仙蔵「なら文次郎が終わるまで私の布団で一緒に寝るか？」
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実那月 潤 - (´；ω；｀)ブワッ (2017年11月5日 19時) (
レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｏｈａ - 凄くいい話でした！今よりもっと小平太が好きになりました！ (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ゼシカ様！コメントありがとうございます！結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです！(*´ω｀*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ！！来世で会えましたね〜！続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます！！コメントにきずかなくて申し訳ないです！！でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д｀*)これからもがんばります！！！ (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2015年8月25日 20時
