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10話 ページ11

小平太と噂の団子屋に来た。


思っていたよりもすごく美味しかった。

私がまだ小さかったころに団子をつまみ食いしたときより100倍美味しい。
そのときはすごい怒られて
私への態度があの日から一変したような気がする。

団子くらいでと、思うけど今思えば
私がやらかしてしまったことだからしょうがないのかと、思えるようになった。



小平太「Aはすごく美味しそうに食べるな!」


「え、そう?」

きずかなかった。こんなに美味しいからそんなにほうばって見えるのか。
なんだか恥ずかしい。

「そんなにほうばって食べてる?」


小平太「いーや、ニコニコして幸せそうに食べてる。見てるこっちも幸せになる!」



ニコニコして食べてたのか、あんまりにも美味しいから自覚がなった。

「本当に美味しいからね。小平太さん、連れてきてくれてありがとう。」


小平太「ああ!私もAと来られて嬉しいぞ!」


嬉しいとゆう言葉に思わずこちらも嬉しくなる。

本当に小平太さんにはお世話になりっぱなしだ。









そうして、団子を食べて帰っている途中。


山で

山賊「おい、金目の物をおいてきな。」


突然山賊が現れた。
人数は5人。



おばちゃんの言葉を思い出した。
絶対現れないと思っていた山賊が現れたのだ。


足が震える。
どうすればいい。

すると

小平太「Aさがってろ」


小平太が私を後ろに隠した。
小平太はクナイを取り出して山賊と戦っている。

私はどうすることもできずに一人で固まっていた。
その隙に山賊の一人が私に襲いかかってきた。

それに気ずいた小平太は

小平太「A!!」


小平太が盾になってくれた。

だが相手の刃物に当たったのか、腕から血が流れていた。


「小平太さん!!」

だが小平太はこんなものかすり傷だと言いはり、
山賊と戦うのをやめなかった。


その結果、山賊が負け山に逃げていった。


「小平太さん、ごめんなさい。私のせいで…!」


涙が流れる。私のせいで小平太さんを傷つけてしまったことを悔やんだ。


小平太「気にするな!こんなのはかすり傷にすぎない。それよりAは怪我はないか?」


なんで、私のせいで自分が怪我をしているのに私をせめないのか。しかも私の怪我を心配してくれている。


「なぜですか!私のせいで、私をかばってしまったせいで怪我をしたのに私をせめないのですか!
私のせいで…私の………」


流れ続ける私の涙を小平太は自分の袖でぬぐった。

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実那月 潤 - (´;ω;`)ブワッ (2017年11月5日 19時) (レス) id: df8059c977 (このIDを非表示/違反報告)
Aoha - 凄くいい話でした!今よりもっと小平太が好きになりました! (2017年8月12日 0時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゼシカ様!コメントありがとうございます!結局最後は来世で合わせたかっただけなんですけどね笑続きは書けるかわかりませんが、次の作品書きますので、ぜひ呼んでくれたら嬉しいです!(*´ω`*) (2015年11月22日 20時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)
ゼシカ(プロフ) - ほわぁぁぁぁ!!来世で会えましたね〜!続きが気になる展開ですね…/// (2015年11月22日 20時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ルンバ様ありがとうございます!!コメントにきずかなくて申し訳ないです!!でもそうやって言っていただけてやりがいを感じます(*´д`*)これからもがんばります!!! (2015年11月22日 19時) (レス) id: c292d22cfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年8月25日 20時

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