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ep.8 ページ10

イ『Нет, я думаю, у вас была ситуация(いや、キミにも事情があったんだろう)Также(また)Так мне(こうして私に)Я рад, что вы только что связались со мной(連絡をくれただけでも嬉しいよ)

貴「⋯⋯Большое тебе спасибо(ありがとうございます)Если ты так говоришь(そう言って頂けると) я тоже счастлив(オレも嬉しいです)



そう言うと、イヴァンさんは酷く嬉しそうに笑った。そして、二言三言言葉を交わしているとイヴァンさんは、何かを察していたのか静かにオレへと口を開いた。



イ『A、Я думаю, мне было чем заняться(私に何か用があったんじゃないか)Для тебя(キミにとって)Слушай, если это важная история(重要な話であれば聞こう)



そう言われ、オレは一つ息を呑む。⋯⋯やはり、イヴァンさんには全て見抜かれていたか。そう思いながら、オレはゆっくりと苦笑を零す。



貴「⋯⋯叶いませんね。すいません、イヴァンさん。隠そうとした訳じゃなかったんですけど、中々にどう切り出せば良いか迷ってしまって」

イ『ふふ、分かっているよ。キミは何か大事な話がある時は、大抵日常的な会話から入る癖のようなモノがあったからね。それに、何かあった時に連絡していいと言ったのは私だ。言い出した私が、忘れるわけないだろう?』

貴「そう、でしたか。やっぱり、オレもまだまだ未熟者ですね。⋯⋯イヴァンさんには、本当にいつもお世話になりっぱなしで頭が上がりませんよ」



イヴァンさんは、オレとは違い、純ロシア人だが日本語が堪能でよくオレが困っている時や何かあった時には必ず周りには気付かれにくい日本語を喋ってくれていたのだ。

今回も、そのことに気付いてくれるか分からなかったがイヴァンさんは覚えていてくれた。⋯⋯まさか、オレの癖までもバレているとは知らなかったけれど。今回ばかりは、とても助かる。



貴「⋯⋯イヴァンさん、早速で悪いのですが。少々、お願いしたいことがあるんです」

イ『なるほど⋯⋯。その頼みは、キミが急に日本へ行ったのと何か関係があるんだね?』

貴「はい。取り敢えず、オレが日本に来た経緯からお話しますね」

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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (8月5日 22時) (レス) @page11 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも(プロフ) - 更新待ってます (2022年5月24日 17時) (レス) @page8 id: f62cb80a4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千本桜 | 作成日時:2022年5月9日 17時

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