【刀剣乱舞】私とブラック政府の物騒な日々

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ーー突然だが私の出自は、とてもじゃないが平凡とは程遠いものだ。

私の母は、実家が神職でかなり有名な神社の一人娘だったらしい。母は、そこの神社の巫女として高校を卒業とともに継いだという。

ここまで、話せば゛普通゛だが⋯⋯。ここからが、普通とは異なってくる。問題の父だが、あまり話してはいけないと母と約束しており母曰く父の存在は普通とは違うから他者に言ってはいけないと幼い頃から言われてきた。

その問題の父だが、母の実家の神社で奉っていた゛神゛らしい。曰く、私は人と神の間に生まれた半神半人だという。故に、私の容姿も普通の人間より浮世離れしているのだと母に言われた。

⋯⋯まぁ、ここまででもかなり驚きだがもっと驚くべきなのが母の血筋だった。ただの神職の家系かと思いきや、古い血筋へと遡ると何と初代の巫女が母と同じく神と交わった者だと分かったのだ。

驚きの事実だが、私の母は神の血を少なからず持った人間だったのだ。そんな、私はまぁまぁ(？)大層な存在として生まれた。

ーー取り敢えず、私の出自についてはここまで。まぁ、一言言えるのは⋯⋯私、今、この出自のせいで社畜にされてます。執筆状態：連載中