魔力がない悪魔 ページ7
『入間くん!』
「入間様!」
入間を追いかけてようやく追いついたAたち
『すごい音がしたけど大丈夫だった?』
「うっうん……上級生の人とぶつかっちゃって;」
「!誰ですかそのぶつかった上級生というのは
今から燃やして来ます」
「物騒だよアズくんッ!!
それにぶつかっちゃったの僕の方からだし…」
『あらまぁ
それは災難だったね』
「あはは…;」
物騒すぎるアズにたいし、Aはわりと軽めである
「入間ち、アズアズ、Aはやく〜」
「貴様早すぎだッ」
クララにいたっては話を聞いていない。
「あっうん!
……魔力がなくても…か」
『?何か言った?』
「え!?いっいやなんでもないよ!」
〜〜〜
「期限は3日!
適当に決めるなよアホども!
では
それを合図に本格的な見学が始まった
色んな場所でたくさんの師団がパフォーマンスをみせていたり、チラシをばらまいていたりと、とても賑わっている
「どの
「こことここと…あと」
見にいく師団候補に魔具研究師団、と書き込む入間
「私は入間様にお供します!」
『もちろん私とクララもね』
「えっう、うん;」
と、いうことで……
メンバー変わらず、4人で入間の入団候補の師団へ見学に向かった
〜
《魔植物
顧問であるストラス・スージーが4人を出迎えた
「ふいっ いらっしゃあ〜い」
なんとも緩い挨拶をされたのち、ここでの活動内容を説明され
植物たちを見せてもらっていると
「癒されるでしょう」
「ですねえ
ほらみてみて クラ……」
振り返ってみれば
食虫植物なるものに自ら乗り込んでいるクララの姿があった
「あ〜
そういえばご飯の時間だったわ〜」
「クララ降りて!!」
「あの馬鹿…!!」
『ゴンドラじゃないから!』
それを聞いて慌てて彼女を降ろそうとする入間たちであった
※クララはその後ちゃんと降りてこっぴどく叱られました(主にAから)
『最近クララの母親みたいな立ち位置で困る』
「Aは私のマミー!」
『……勘弁して……』
「アズアズは私のダディっ!」
「貴様の父親になるのは断固拒否だ!!
しかし……その、Aと夫婦は…まぁ…」
『アリス何言ってるか全然分からないけど
とりあえず顔赤いよ?暑いの?』
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作者名:R!N | 作成日時:2019年10月1日 0時