検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:159,709 hit

魔力がない悪魔 ページ7

『入間くん!』

「入間様!」



入間を追いかけてようやく追いついたAたち



『すごい音がしたけど大丈夫だった?』

「うっうん……上級生の人とぶつかっちゃって;」


「!誰ですかそのぶつかった上級生というのは

今から燃やして来ます」

「物騒だよアズくんッ!!

それにぶつかっちゃったの僕の方からだし…」


『あらまぁ

それは災難だったね』

「あはは…;」


物騒すぎるアズにたいし、Aはわりと軽めである


「入間ち、アズアズ、Aはやく〜」

「貴様早すぎだッ」



クララにいたっては話を聞いていない。





「あっうん!


……魔力がなくても…か」


『?何か言った?』


「え!?いっいやなんでもないよ!」



〜〜〜


「期限は3日!

位階(ランク)昇級に関わる重要な選択だ


適当に決めるなよアホども!


では



師団(バトラ)見学開始!」



それを合図に本格的な見学が始まった

色んな場所でたくさんの師団がパフォーマンスをみせていたり、チラシをばらまいていたりと、とても賑わっている



「どの師団(バトラ)を見にいきますか」

「こことここと…あと」


見にいく師団候補に魔具研究師団、と書き込む入間



「私は入間様にお供します!」

『もちろん私とクララもね』

「えっう、うん;」





と、いうことで……

メンバー変わらず、4人で入間の入団候補の師団へ見学に向かった





《魔植物師団(バトラ)


顧問であるストラス・スージーが4人を出迎えた



「ふいっ いらっしゃあ〜い」



なんとも緩い挨拶をされたのち、ここでの活動内容を説明され

植物たちを見せてもらっていると



「癒されるでしょう」

「ですねえ

ほらみてみて クラ……」



振り返ってみれば


食虫植物なるものに自ら乗り込んでいるクララの姿があった



「あ〜

そういえばご飯の時間だったわ〜」

「クララ降りて!!」

「あの馬鹿…!!」

『ゴンドラじゃないから!』



それを聞いて慌てて彼女を降ろそうとする入間たちであった


※クララはその後ちゃんと降りてこっぴどく叱られました(主にAから)




『最近クララの母親みたいな立ち位置で困る』

「Aは私のマミー!」

『……勘弁して……』

「アズアズは私のダディっ!」


「貴様の父親になるのは断固拒否だ!!

しかし……その、Aと夫婦は…まぁ…」


『アリス何言ってるか全然分からないけど

とりあえず顔赤いよ?暑いの?』

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:R!N | 作成日時:2019年10月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。