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アメリの仮説 ページ8

Aside


入間くんが謎の花を咲かせてから数日がたち……


ある日のこと





「登頂!

入間ちもやろ!サブロー登り!」





『見事に寝てるねサブロ』

「zzz……」


大きな鼻ちょうちんを膨らませて眠っている


…ちょっとかわいい



無防備なサブロによじ登り、朝から元気はつらつなクララ


「ま、また今度……;」


そんな彼女とは正反対に机に顔を伏せて息切れしている入間くん


そんなに急いでどうしたのだろうか?


なんて疑問を持ちながら彼に近寄るが



『(あ、またこの表情……)』



最近やけに何かを考える表情をする彼



「なにかお悩みですか入間様…;」

『心ここに在らず、みたいな顔してたよ』


「!!アズくん、A……」



と、ようやく目線が合った




「私たちにできることがあれば何でも…」


ピロリロリン♪



「ごめん

僕ちょっと出てくる;」



誰かからのメールがきたようでその場を離れていく


「お供します!」

「私も!私も!」


ついていく意思を見せれば



「1人で行かないとダメな用事なんだ!ごっごめん

すぐ戻るから!」


バタン…


結局1人で行ってしまった



『…行っちゃった』

「ウヌ…忙しないライバルよ…」

『…起きてたの?』

「主らの話し声で起きた


……どうした?」



振り返ってみると


ズーンと落ち込むアリスと

ムッスーと頬を膨らませるクララの姿



「おかしい!

ここ数日あのように1人でどこかへ行ってしまわれる!

一体どこへ……!?」


『確かに……』


どこに行くのか、と聞いても何も答えてくれずはぐらかされるし…



「気になって夜も眠れん!」

『夜は眠れるでしょ』

「入間ちと遊びたいーー」

『はいはいよしよし』


入間くんがいないおかげでかなり2人の面倒を見るのが大変になってきた


正直しんどいです




「後をつければ良いだろう」


提案してくるサブロにピクリと反応を示す




「そんな不躾なマネが…「突撃ーーーAも一緒にレツゴー!」


『…はいはいレツゴー』


「あッおい待て!」


サブロに言われた通り、入間を追いかけていくクララ

に(諦めて)引っ張られている私


と後ろには先程まで躊躇っていたアリスがいた






『結局ついてきたんだねアリス』

「さびしんぼかい?」

『ブッ』

「なわけないだろッ

貴様がなにかしでかさないようAと見張るためだ!」



結果いつもの3人で、いつものように騒がしく


入間くんの後をつけていくのだった

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R!N(プロフ) - しーPーさん» コメントありがとうございます!13巻死ぬほど楽しみです!更新頑張ります! (2019年9月30日 18時) (レス) id: 5067a2983b (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - 魔入りました!入間くん面白いですよね!大好きです!この小説も面白いので大好きです更新頑張ってください!続き楽しみにしてます!入間くんの13巻が楽しみですねぇ! (2019年9月30日 17時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
R!N(プロフ) - Lienさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年9月28日 21時) (レス) id: 5067a2983b (このIDを非表示/違反報告)
Lien - とりあえず好きです 更新頑張ってください!! (2019年9月28日 20時) (レス) id: 34f5cc6d0c (このIDを非表示/違反報告)
R!N(プロフ) - 冬架さん» コメントありがとうございます!漫画とてもいいですよね!更新頑張ります これからも応援よろしくお願いします! (2019年9月28日 8時) (レス) id: 5067a2983b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R!N | 作成日時:2019年9月26日 23時

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