悪魔な女子の青春《2》

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一部で乱闘が起きている頃


「Aの花はどうだった？」

『私のは

こんな感じ』


少し離れたところに退避している入間とA


そして出てきたのは


「わぁ！凄くかわいいね！」

『ふふっありがとう』


花の中で2つの小さな人形が笑顔で手を繋いでいるとても可愛らしいものだった


「うん！プリティ！文句なしのA+(エープラス)」


「やっぱり魔力にも個性が出るんだ…」


入間はAと現在乱闘中の2人を見比べながら理解する





『そういえばクララは……』



と言いかけたAが目にしたものは



おぞましい形をした花……かさえ分からないものが咲いているクララの鉢



謎に鳴き声までついている




「今 何か……」

「居ぬ！なにも居ぬ!!」

『服の中に隠さないの！！』

「オイッこっちなんか変なもん出たぞーー!!」



みんながクララの咲かせた花に集まる



「どう魔力を込めたらああなるのだ…」

『ある意味天才的だよね』

「バーンとやったらギャーとなってドバーン」

「『微塵もわからん』」


なぜか照れながら説明するクララ



「ズドーンではないか？」

「ドバーン！」

「擬音しかないのか」

『…そこの説明重要なの？』


そんな話をしていれば

突然



ズズズズ……



『え……なに、これ……』


入間が唱えたのか


彼の目の前にある鉢から巨大な幹が生えてきて



ドゴォォオオ






悪魔学校(バビルス)の一角に…






桜が咲いた

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