悪魔な女子の青春《2》

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「よくやったぞ」

「勝ったー！」

「胴上げ胴上げ！！」



Aチームが入間の周りに集まり勝利をたたえていた



「(全力…だった)

完敗です

やはり入間様には敵いません」


勝負に負けたアスモデウス

だがその表情はとても嬉しそうだ



『アリス』

「！A……」



地面に座り込んでいる彼に手を差し伸べたたせるA


「……A、すまなかった

お前にあのようなことを言わせてしまったこと深く反省して『もういいよ、アリス』…え？」


『…すごくカッコよかった！』



満面の笑みを向けると、たちまちアスモデウスの顔が一気に真っ赤になった


「えっあっあぁ……そっそうか


カッかっこいい…か…」


『うん、本当にカッコよかったよ』


「ッ!!…(おい落ち着けアスモデウス！

いくらかっこいいと言われたぐらいでそのように舞い上がっては……

だがあんな笑顔を向けられては……ッ)


…っA、その……私は「「アッズアズ〜!!」」

なッ」



アスモデウスの言葉を遮るように

Bチームの男子生徒たちが彼の後ろから飛び乗ってきた



「なっなんだ貴様らッ！！私は今Aと…」

「すごかったぞーー火の玉!!」

「カッコよかったぞー！！」

「アズアズって呼んでいい？」


「〜〜〜〜降りろッ！！！」





『ふふっ 人気者だね〜アリス』



アスモデウスが最後Aに何を伝えようとしたのかは皆さんのご想像におまかせして……







その後


入間はカルエゴに位階(ランク)昇級を認められ



〈2(ベト)〉に上がったのだった







鈴木入間(14)


位階(ランク)〈1(アレフ)〉→〈2(ベト)〉

スキ魔→←踏み出す一歩！

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