悪魔な女子の青春《2》

激闘、処刑玉砲!! ページ14

《地下運動場》


位階(ランク)昇級試験

“処刑玉砲”

試合当日



「ではルールを確認する」

手にボールを持ったカルエゴが確認を取れば


チームわけをするため

A、Bとかかれた腕章を配る




「いよいよですね！」

「うん…きっ緊張する」


『大丈夫だよ入間くん

あんなに特訓したんだから自信もって！』

「そうですよ！

クラスメイト皆にあっと言わせてやりましょう！」


「！うん！」


2人のおかげで緊張がおさまった入間


そして3人はコートに向かおうとする


が……



「「！？」」



入間の腕章はA

2人の腕章はB…つまり



『わぁ

みごとにわかれちゃった』


「うぉい何だこの組分けはッ！？

Aと一緒なのはいいがなぜ入間様と離れるのだ！！

異議アリ！」


カルエゴに抗議するも


「厳正なる力の配分だ

異論は認めん 整列」


と軽くあしらわれてしまった


「こんな……っこんなっ……」

「『まぁまぁ』」




「(くっ…こうなったら敵陣から入間様の援護をAとするしか…っ)

お任せ下さい！」

「？うん？」


『……』




そして入間と別れて


チームの方に向かう途中





「お前に相談したいのだが
入間様をこちらから援護するにはどうすればいいと思う？

私はまだ考え途中で……『アリス』」





『……幻滅させないでね』


「え……」



悲しそうな顔でアスモデウスにそう言えば

彼女は走って行った


「幻滅……？」



いつたい何のことかわかっていない彼だったが

とりあえず自分も走って陣地のほうに行く









「＿＿＿……では


処刑玉砲 開始！！」

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