悪魔な女子の青春

入間とクララ ページ16

本日は授業で使う教材の配布日



「えーと

悪魔の基礎 呪術薬学


拷問学……;」

「実技が楽しみですね！」

『私は鞭を使いたいな！』


「うぇっう……うん」



そんな会話をしながら3人は配布教室に向かう



ガヤガヤ…


「あっここだ」

『何か騒がし…』



「ンローゥリングーーーーー!!!」


ゴロゴロゴロ



配布教室の中で何かが転がり

積み上げられていたダンボールにストライク


「えええ

ちょっ…」


慌てて駆け寄れば、落ちたダンボールの所から1人の女子生徒がでてきた



「ストラーイク！！あっはははは!!」



「(女の子…？)

だっ大丈夫……？」

「！いけません入間様！！話しかけては…」


「えっ」



アスモデウスがそう言うも

時すでに遅し



彼女は目を輝かせて入間を見つめると


「あたしクララ！

右足がコナーで左足がマーフ！

あんね！教材取ろうとしたの！

でも勢い余って突っ込んじゃった！

物が積んであるとバコーンてやりたくならない？
なるよね！

あっ飴あげる！

もっかいやるから見てて見てて」



と、もう一度ダンボールを積み始めるクララ
その場にいる先生たちは疲れ果てた顔をして止めている



『アリス、あの子って…』

「あぁ

ウァラク･クララ


かなりの変人と有名です

懐かれると面倒なので皆近づきません

中にはちょっかい出す者もいますが


絶対関わらない方がいいですよ！」




「そっそうなんだ…」



かなり念押しされ、関わらないほうがいいと理解した入間




だったのだが…

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