悪魔な女子の青春

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凄まじい砂埃が観衆を襲った




「ゲホッなんだッ」

「どうなった！？」






＿＿＿のちに



この決闘を見た者は語る



そうそれはそれは見事な…




ジャーマン･スープレックスであったと＿…



ウォオオオオ！！


雄叫びにもにた声を上げるギャリーたち


『入間くんの完全勝利だね！』


入間の勝利を喜ぶA



「(終わった…)」


色んな意味を含め終わったと絶望の顔をうかべる入間

……ドンマイとしかいいようがない。






＿＿＿＿かくして

彼の入学式は有事(･･)に終わり…




《理事長室》



【入学式で禁忌呪文を詠唱しその日のうちに首席の頭をかち割る!!

特待生(サラブレッド) 入間の大悪行(かいしんげき)！！】



「いやぁ〜流石我が孫！幸先いいねぇ入間くん」

『はい！とっても素敵です』

「Aちゃんもそう思う？うふふっ」


すでに校内新聞を引き伸ばして飾っている理事長と会話するA



当の本人は

「どっどうしよう

あんなひどいことしちゃって…

あっ謝りに行かな…」




バァン！


勢いよく開けられた扉


そこに居たのは



「あっアスモデウスく……」



「先の決闘…！


あれだけ自分に有利な状況での敗北に もはよ文句のつけようもありません！！」


入間の前まできたアスモデウスは片膝をつき、胸に手を添える


「加えてこの身を医務室まで運んでくださったとのこと

このアスモデウス言葉にできぬ程感激致しました！」


「！？！？」


「敗者は勝者に従属するのが悪魔の習わし！

よって！！


この身全てを捧げ入間様の学園統治に尽力致します！

早速新入生全員を配下に納めましょう！」



先程までの彼とはえらく違い、眩しい笑顔を向けられ困惑する



『え！それはずるいよアリス！

入間くん私も配下に入ります！』


「そういえば…っA！お前は何故入間様と仲良くなっている！」


『入学式の時に……って別にいいじゃないなんだって

それより入間くん誰から斬る？』


「……それもそうか
(配下になれば入間様ともAとも常に一緒にいることが出来る…)

ご命じください入間様！」


「入間くん！
この写真学園ホームページのトップ画面にしていい？」









「やめてください！！！」




その後も必死になって3人を止めにはいる入間だった





【鈴木入間(14)

悪魔学校入学 配下2名確保】

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